20代の自分が「行きたい」と思える100年企業を目指す!元・野球日本代表の経営者の熱意

沓掛 祥和

沓掛 祥和

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沓掛祥和(くつかけ よしかず)さんが代表取締役社長を務める株式会社マウイは、本部運営型フランチャイズをはじめとする事業を展開しておられます。起業のきっかけやフランチャイズの魅力、今後の展望などを熱く語っていただきました。

フランチャイズビジネスの本部とオーナーを兼任!カッコ良い自由を求めて起業の道へ

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_沓掛祥和_フランチャイズビジネスの本部

本部運営型フランチャイズの本部と、フランチャイジーをやっています。フランチャイズの本部をやりながら、フランチャイズのオーナーとして、自分たちがやってみて良いと思ったものを案内することもしています。

起業のきっかけは、独立したタイミングで大学の同級生が塾で起業していて、「1人で教えながら営業もしているから手伝ってほしい」と言われて合弁会社をつくったことです。教えるのはあちらに任せて、オーナー開拓や社内オペレーションなどを僕のほうで、と分業するようにしました。

もともとはBtoBの領域にいてBtoCは初めてだったので、最初は大変でした。しかし、僕らが見ている塾は高校受験なので小学4年生くらいから入塾する、つまり5〜6年は在籍することが確定しています。永遠に新規顧客を獲得しなければならないような営業代行よりは良いなと思い、学習塾から始めました。

塾のオーナー開拓をしていくうちに、オーナー開拓を勧めるなら自分もオーナーをやらなきゃなと思ってフランチャイズを調べたという感じです。

起業願望は大学のときからありました。中小企業の経営者の方と仲良くなる機会があって、すごく自由な働き方をされていたのです。予定も僕たちに合わせてくれるしお金もあるし、「かっこいいな」と思って。

僕の父親の予定表も学生時代に見せてもらったことがあるのですが、分単位で書かれていてすごかったんですね。ですが中小企業の経営者の方は自由で時間もあって、その対比がすごかったので、会社勤めをするよりは起業しようと思いました。

実際に起業してみれば良いことも悪いこともありましたが、起業したほうが自由度は高いと感じます。僕自身がお金に苦労しなかったので、子供にも同じようにしてやりたいと思ったのですが、そのためには父親と同じくらい稼がなきゃいけない。それだったら起業しようと思いました。

フランチャイズビジネスを資産形成の選択肢のひとつに

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_沓掛祥和_投資型フランチャイズ

事業内容は、フランチャイズの紹介がメインですね。簡単に言うと「もうひとつ収益の柱を増やせますよ」というのが一番のメリットです。たとえば月のストック収入100万円でも自分でゼロからつくるのは面倒ですが、フランチャイズは投げるだけでストックが入ってくる。

活用パターンは主に2つです。ひとつは企業のサイドビジネスとしてのフランチャイズ、もうひとつは経営者の資産形成、株式や不動産の第3の選択肢として資産管理会社をつくってやるフランチャイズです。僕もマウイとは別に家族用の会社という形でやっています。月50万の収入って法人だと少ししょっぱい感覚ですが、妻が月50万をストックで稼いでくると考えると大きいですよね。

普通のフランチャイズだと自分で店長を雇ったり不動産契約したりして、マネジメントして売上の数パーセントを得るという形になりますが、僕たちの本部運営型フランチャイズは本部が全部やります。不動産の契約はオーナーさんにやっていただくことになりますが、従業員の雇用などは本部で。不動産投資に少し近いですね、家賃収入で入ってくるか事業収入で入ってくるかの違いです。

この事業を形にするのはそれほど大変ではないですよ。仕組みは簡単で直営を増やすだけなので。僕たちも本当は直営でやりたいんですけど、塾は1店舗800万円くらいかかるので20オーナー連れてくると大体1.6億調達しているのと同じなのです。ですが、いきなりその額を公庫や信金から借りるのは難しいですよね。本部運営型フランチャイズを資金調達のひとつとして、わかりやすくしているだけなのです。

直営で出したいけどキャッシュがない、それなら別のオーナーさんと営業利益を半分にしましょう、という形です。箱型のビジネスは単価を上げるか店舗を増やすかしかないので、店舗を増やすことに振り切ったという感じです。本部運営型フランチャイズはこれから増えていくと思います。実際、始めた頃は2〜3社だったのが今は10社くらいあるので。

ただ、確かに本部の作業は大変になります。僕たちも一気に20店舗増やしたので、今やばいと思って少し減らしていますけど(笑)。

もともと新しいものが好きというか、マイナーなものが好きなのです。たとえばアーティストのOfficial髭男dismも僕は大学の頃から知っていましたし、古参ぶるのが好きなんですよ(笑)。「本部運営型フランチャイズ知らないんですか?めっちゃいいんですよ」みたいな。

社会人野球をしていたときから「なぜ打てないのか」を分析する癖がついているので、そういう思考力があるのかもしれませんが、今のようにきちんといろいろ考えるようになったのは、社会人2年目のキャンプのときからです。ホテルから飛び降りる直前くらいまでメンタルがイカれちゃって。そこが人生のターニングポイントだったと思います。死を直前にすると人間覚醒するというか、そこで「あと2年で野球を辞めよう」と思ってそのあと2年、入ってから4年で野球を辞めました。

「義理人情」を大切に!100年企業を目指して

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今後の展望としては最初は3か年・5か年計画をつくっていたのですが、今はわからないというのが正直な想いです。今までいろいろな経営者さんに助けられてきたので、今度は自分が与える側になりたいというのはありますね。投資家になりたいと思っています。

あとは自分の会社、マウイを100年企業にしたいです。2代目3代目の人とつながることが多いのですが、家業ってすごく憧れるなというのがあって。うちは創業家でも何でもないので、1代目というのを続けていきたいなと思います。将来的にはグループ会社のようにしたいですね。26歳のときに行きたい会社があまりなかったので、当時の僕が「行きたい」と思えるような企業にしたいです。

仕事をやるうえで大事にしているのは「義理人情」です。これは父親からの唯一の教えで、「結局人だから、義理人情を大事にしろ」というのはずっと言われてきているので、今も大事にしています。