月20時間を取り戻す、経営者の3ステップ

株式会社コミクス

株式会社コミクス

2026.10.11
column_COMIX Inc

「何から始めればいいですか」と聞かれるたび、同じ答えを返してきた。議事録の次アクション抽出、メールのトーン分析、Notionのダッシュボード化。この3つだけで、株式会社コミクス代表・鈴木章裕は月20時間以上を取り戻した。

議事録から次アクションを抽出する

見出し1画像嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_株式会社コミクス_次のアクション

最初にやるべきことは3つだけだ。選んだ基準は「毎週必ずやっている作業」で「始めてすぐ効果を体感できる」こと。最も即効性が高いのが議事録の次アクション抽出だ。商談メモやZoomの自動文字起こしをClaude Codeに渡し、相手のニーズ・合意事項・自社の次アクション・案件の熱度を構造化して出力させる。

以前は商談後にメモ、翌日に整理、翌々日にスタッフへ共有という流れで合計2〜3時間かかり、記憶が薄れた状態での整理だから抜け漏れも多かった。今は商談当日中に7分で構造化済みの情報が共有される。月4〜6回の商談で月8〜10時間の削減になった。

メールの文体を分析して下書きを作る

見出し2画像嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_株式会社コミクス_メールを分析

クライアントと継続的なやり取りがあり、1日10〜15通のメールに「正しいトーン」で返す作業が地味に重かった。過去に自分が送ったメール10〜20通をClaude Codeに読ませ、敬語レベル・語尾・数字の使い方・締めの一文のパターンなどを分析させて「文体プロフィール」を作った。以降はそのプロフィールを踏まえて返信ドラフトを作らせる。

初期セットアップに30〜45分かかるが、以降は1通あたり5〜8分。重要な20通に適用するだけで月4〜5時間以上の削減になった。相手企業ごとにプロフィールを分けて保存すれば、スタッフが使うときの「コミュニケーション基準書」にもなる。

Notionを経営ダッシュボード化する

見出し3画像嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_株式会社コミクス_経営ダッシュボード化

企業情報などをNotionで管理していたが、「データはあるが見るべき場所がわからない」状態で、週次の状況把握に毎回30〜40分かかっていた。DB構成と「週次で把握したいこと」をClaude Codeに伝え、ダッシュボードの設計とフィルタ条件を作らせ、月曜の朝にはデータを貼り付けるだけで経営サマリーが10分で出るようにした。

3つを組み合わせると、情報の抜け漏れ・確認待ちのロス・状況把握の遅延が同時に解消される。結果として月35時間かかっていた作業が月15時間になり、商談から提案書提出までのリードタイムも平均5日から2日に縮まった。「返答が早くて信頼感がある」という声を複数の取引先からもらった。3つから始めたスキルは、今では32個まで増えている。時間を取り戻すことは目的ではなく、本当にやりたいことをやるための手段だ。

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