国境もジャンルも飛び越え活躍する希代の「エンターテイナー」の軌跡

MAEKEN

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ダンスパフォーマンスに映像制作、ラジオのパーソナリティと国内外問わず活躍されているMAEKENさん。今の仕事を始めたきっかけや、仕事や人間関係で大事にされていることについて、熱く語っていただきました。

福岡や海外を舞台に15年活躍し続ける「エンターテイナー」

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_MAEKEN_エンターテイナー

ダンスも映像制作もやっていますが、肩書きとしては「エンターテイナー」が一番しっくり来ると思います。エンターテイメントに富んでいるチームなので、ダンスのイベントに限らずいろいろな現場に呼んでいただいて、その場の人たちを楽しませようという活動をかれこれ15年くらい続けています。

ダンスのほうは福岡や海外でパフォーマンスをおこなっているのですが、いま特に力を入れているのは全国の神社で神様に奉納するパフォーマンスです。他にやっている人がいないのと、音響やMCをすべて自分たちで完結できるので。2025年の元旦からは、福岡の高宮八幡宮で日本最大の絵馬を描くアーティストの方を呼び、僕らがパフォーマンスをして書道家の方がそこに書いて、というパフォーマンスをおこなっています。これをパッケージとしてギネス認定を申請中です。

映像に関してはもともと僕が映像制作をしていて、去年はASOBUという焚火台の企業さんのPR動画を作成させていただいたのですが、これが100万再生を超えまして。未だに毎日焚火台が売れているそうで、次のプロジェクトの話もしていく予定です。

仲間はみんな福岡にいて僕だけが東京にいるのですが、今後はこちらでもダンスをやっていきたいので、ダンスレッスンをやっていこうと考えています。20歳のときもダンスを教えていたのですが、「スキルだけなら僕が教えなくても誰が教えても良いのでは?」と思って辞めてしまいました。今はこれまでの経験を糧に、人との交流ツールとしてのダンスを教えていきたいと思っています。あとはラジオもやっていますね。

「人を楽しませたい」想いでダンスから映像制作まで幅広く手掛ける

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_MAEKEN_人を楽しませたい

今の活動の始まりは、大学で結成したサークルです。メンバーはみんなコンテストなどで受賞した実績もありましたが、記録よりも記憶、コンテストで受賞するよりも「人を楽しませたい」という想いを持った仲間が集まって、人を増やしながらやってきました。

僕自身がダンスを始めたきっかけは、中学校のときに見たマイケル・ジャクソンです。当時は衝撃を受けて、毎日ムーンウォークの練習をしていました。高校生のときに深夜のダンス番組があって、それも見てカッコいいと思い真似し始めたのがスタートです。

映像を始めた最初のきっかけはカメラですね。昔保育園の先生をやっていたときに、ガジェット好きの園長先生がいて、一眼レフが置いてあったのです。他の先生は使い方がわからなかったので、「僕がやりますよ」と始めたところからのめり込んでしまって。

上京してから事務所に所属して、落ち込んでいるときにオーディションをやってみないかと誘われたことがきっかけで芸能活動を始めました。北海道の雪まつりがデビューだったのですが、そこでコロナのクラスターが発生してデビューと共に自粛になってしまって(笑)。PVをつくるという話が出たときに他の誰もできなかったので僕がやることになり、そこから独学で映像制作もやるようになりました。

映像というクリエイティブな作業が好きだったので。今は自分から営業して企業のPR動画を請け負うことはなくなったのですが、お話があればやります、という感じです。

メンタルが落ち込んだときに支えてくれた仲間の存在

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メンタルが落ち込んでもきちんと乗り越えられるようになったのは、ごく最近かもしれません。福岡にいたときはしんどくて、とにかく離れたいと思い仕事も決めずにスーツケースひとつで飛び出してきたのが7年前です。

22歳で結婚して、27歳で離婚しまして。扁桃腺の手術に失敗して植物状態になり、死にかけたタイミングで離婚することになったのです。それで東京に出てきました。未練はないですがとても落ち込んでしまって、フラッシュバックしたり寝られなかったり、身体の不調もありました。

メンタルが落ちても乗り越えられるようになったのは、周りの人に恵まれているからだと思います。メンバーも全員「やっていこうぜ」と高めてくれる人達しかいなかったので、そういう人たちのおかげというのはあります。

もともと人見知りが強くてシャイだったのですが、あるとき自分の中で腑に落ちたことがありました。たとえば新しい学校で自己紹介するときに自分の順番が真ん中くらいだとして、最初は他の人の自己紹介を落ち着いて聞けていても、自分の出番が近づくと何を喋ろうか考えてしまって、結局うまいことを言えずに終わってしまった……という経験をした人は多いと思います。

あるときふと、「僕はキムタクでも福山雅治でもない」ということに気づいたんですね。僕がキムタクのような有名人だったら誰もが耳を傾けて自己紹介を聞くかもしれませんが、「MAEKEN」にはそれほど興味がない。だったら何を言ってもいいだろうな、と。「みんなが自分の話をちゃんと聞いてくれてる」と思い込んでいるのってエゴだな、と気づいてからは人見知りしなくなりました。

目の前の人を楽しませたい、「良い時間だったな」と思ってもらいたい、という気持ちが最近は強くて、ずっとやっている感じです。

仲間と一緒に、見たことのない景色を見たい。出会った人を大切に

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今後のビジョンについてですが、これまでは夢について語れることがあまりなくて、「どうなりたい」というより「どうありたい」という心の状態、わくわくしていたいという状態でした。今は人と関わっていく中で、出会った人を大切にしていきたいという想いが強いです。

ダンスの活動も再開しましたし、ダンスはあくまでもツールなのですが、周りの人を巻き込んで円を循環させていきたい。見たことのない景色を、仲間と一緒に見たいなと思います。

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