「良いもの」なのはわかっている。では、なぜお客様に届かないのか?デザインという「翻訳」の力。

ブランディングデザイン会社、合同会社toria designの代表の楠橋未来(くすはし みらい)さんの連載コラム第4弾です。事業設計・ブランド戦略の構築からデザイン制作までを一貫して手がけ、多くの経営者の方と伴走しています。今回は、デザインが果たす役割について綴っていただきました。
こんにちは!toria designです。
さて、今回は「デザインの翻訳力」についてのお話です。
世の中には、素晴らしい技術や想いを持った商品・サービスがたくさんあります。
けれど、その魅力が“正しく伝わっていない”ケースも、実は少なくありません。
「中身には自信がある。でも、なぜか手に取ってもらえない」
もしそんな状況があるとしたら、
原因は商品そのものではなく、お客様に届くまでの“翻訳”にあるのかもしれません。
今日は、ブランディングにおいてデザインが果たす「本当の役割」について、お話ししていきます。
1. 「中身」と「見た目」にズレはありませんか?

どんなに高級なレストランでも、看板が「大衆食堂」のような雰囲気だったら、本当に来てほしいお客様(ターゲット)は扉を開けてくれませんよね。
これは極端な例ですが、ビジネスの現場では意外とよく起きていることです。
- 信頼感を売りにしたいのに、名刺やHPがどこか頼りない。
- 先進的なサービスなのに、パンフレットのデザインが古い。
こうした「中身(戦略)」と「見た目(デザイン)」のズレが、お客様の直感的な「なんか違うな」という違和感を生み、選ばれない理由になってしまうのです。
2. デザインは、言葉の壁を超える「共通言語」

人間が情報を得る際、視覚からの情報は8割以上を占めると言われています。 お客様があなたの会社を知る際、一番初めに目にするのがデザイン。
つまり、デザインは「私たちはこういう者です」というメッセージを、言葉を交わす前に一瞬で伝えるための「共通言語」なのです。
ブランディングデザインとは、単におしゃれにすることではありません。
私たちが一緒に練り上げた「選ばれる理由」や「大切にしている想い」を、お客様がひと目で理解できる形に正しく変換すること。
それが、私たちが考える「デザインという名の翻訳」です。
3. 国も推奨する「デザイン経営」という考え方

実は今、日本全体で「デザイン経営」という考え方が注目されているのをご存知でしょうか? これは経済産業省も提言しているもので、簡単に言うと「デザインを単なる『装飾』ではなく、経営の大切な『資源』として活用しよう」という動きです。
「デザイン経営」が目指すのは、主に次の2つです。
- ブランド力: 「ここなら安心だ」という独自の信頼を築く。
- イノベーション力: お客様が本当に求めていることを、デザインの視点で見つけ出す。
つまり、デザインを「最後のお化粧」として使うのではなく、「どうすれば選ばれるか」という作戦(戦略)の段階からセットで考えること。
これが、これからの時代を生き抜く企業にとって、国も認めるほど重要な戦略になっているのです。
4. 「直感」を味方につける戦略

お客様は、スペックを比較する前に、まず「直感」で好き嫌いや信頼度を判断します。
ブランディングデザインを味方につけると、
- 「ここなら安心だ」という信頼を最初から得られる
- 説明しなくても、サービスの価値が伝わる
- 一貫したイメージが、記憶に残りやすくなる
「中身が良いのは当たり前。でも、それだけでは届かない」 そんな今の時代だからこそ、戦略という「骨組み」と、デザインという「出口」をセットで考える。
この「デザイン経営」的なアプローチこそが、中小企業が自分たちの価値を守り、伝えていくための最大の武器になると私たちは信じています。
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あなたの会社の素晴らしい「中身」を、もっと多くの人に届けるために。 デザインという翻訳の力を使って、新しい扉を開いてみませんか?
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