コミュニティは「人を集める場所」ではない

石井 淑子

石井 淑子

2026.08.04
column_YoshikoIshi

1,500名以上の方々とコミュニティづくりに携わってきた、コミュニティプランナーの石井淑子(いしいよしこ)さん。女性向けコミュニティ「ママズオン」を運営する石井さんが、今回は、人が安心して挑戦し、成長できる環境をつくるという、コミュニティづくりで最も大切にしている考え方について綴っていただきました。


人が育つ環境づくりという考え方

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_石井淑子_居場所があるから挑戦できる

「コミュニティを作りたいんです。」
最近、このようなご相談をいただく機会が増えました。

しかし、お話を伺っていると、多くの方が「人を集めること」を目的に考えています。

私はこれまで1,500名以上の方々と関わる中で、一つ確信したことがあります。

コミュニティの本当の価値は、人を集めることではありません。

人が安心して挑戦し、成長できる環境をつくることにあります。

今回は、私がコミュニティづくりで最も大切にしていることをお伝えしたいと思います。


人は「居場所」があるから挑戦できる

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コミュニティを運営していると、こんな場面を何度も見てきました。

最初は自己紹介もできなかった方が、自分の商品やサービスを堂々と紹介できるようになる。

「私なんて…」と話していた方が、新しい仕事に挑戦し、お客様から感謝されるようになる。

その変化を見ていると、改めて感じることがあります。

人は才能があるから挑戦できるのではありません。

安心できる居場所があるから挑戦できるのです。

否定されない。

応援してもらえる。

失敗してもまた挑戦できる。

そんな環境があることで、人は少しずつ自分の可能性を信じられるようになります。

だから私は、コミュニティづくりとは「人を集めること」ではなく、「安心して挑戦できる居場所をつくること」だと考えています。


人が集まり続けるコミュニティには理由がある

見出し3画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_石井淑子_人が集まり続ける

「どうしたら人が集まりますか?」

これもよくいただく質問です。

もちろん、SNSや広告、イベントなど集客の方法はたくさんあります。

でも、私はもっと大切なことがあると思っています。

それは、「また来たい」と思える場所になっているかどうかです。

人は情報だけを求めているわけではありません。

「この人に会いたい。」

「ここに来ると元気になれる。」

「この仲間と一緒なら頑張れる。」

そんな感情が生まれる場所には、自然と人が集まり続けます。

私が運営しているママズオンでも、「学ぶ・つながる・実践する」を大切にしています。

知識を学ぶだけでは終わらず、人とのつながりの中で行動に移していく。

その積み重ねが、コミュニティの価値になると感じています。


コミュニティが未来をつくる

見出し4画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_石井淑子_コミュニティが未来をつくる

私はこれから、もっと多くの人が輝ける場所を増やしていきたいと思っています。

それは女性向けコミュニティだけではありません。

企業も、地域も、学校も、一つのコミュニティです。

働く人が安心して挑戦できる会社。

地域の人が自然につながれる場所。

夢を語り合える仲間がいる環境。

そんなコミュニティが増えれば、人も組織ももっと元気になると信じています。

もし今、

「コミュニティを作りたい。」

「人が集まり続ける場を作りたい。」

そう考えている方がいらっしゃるなら、まず考えてみてください。

「何人集めるか」ではなく、

「その場所で、どんな人に、どんな未来を届けたいのか。」

その答えが見つかったとき、コミュニティは単なる集まりではなく、人の人生を動かす場所へと変わっていくはずです。

私もコミュニティプランナーとして、一人でも多くの方が「人が育つコミュニティ」をつくれるよう、これからも実践を通して学び続け、その経験を発信していきたいと思います。

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