成長を感じながら説得力のある話し方ができるビジネスマンを育成

萩原 たく

萩原 たく

column_to_HagiwaraTaku

ビジネスシーンで活きる話し方を教えるビジネスコーチである株式会社Bright Forward 代表取締役・萩原たくさん。ビジネススピーキングを指導しようと思ったきっかけや講師をする上で心がけていること、今後の展望を伺いました。

不動産営業からスピーキングコーチとして独立

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_萩原たく_スピーキングコーチ

不動産会社の営業職で16年ほど勤務していて、マネージャー職も経験していたので人材の育成や教育に携わっていきたいなと思っていました。39歳のときに独立するのですが、いきなり独立ではなく副業でコーチング事業をスタートしています。副業を始めたときは会社員の仕事を週3日で毎回定時に帰るという働き方に抑えて、その分コーチング事業に時間を使うようにしました。会社員時代も人材育成に携わることはできたのですが、会社の育成方針がありますし、会社にとって必要な人材を作るための教育ですよね。まだビジネスマンとしての根幹ができていない状態で、会社が利益を出すための仕事の進め方や商談の方法などを教えているので成長に限界があります。大きな会社だと企業研修がありますが、私が在籍していた会社は企業研修がなかったので、直属の上司が指導するという形でした。私もプレイングマネージャーとして自分の仕事をしながら部下の育成を行っていたので、正直なところ育成がおざなりになってしまっていたなと思います。

会社員でマネージャーとして働いていたときに、自分の力不足でストレスを感じたり辞めたいと思ったりする人がどうやって力を付けていくのかに興味がありました。仕事ができないというレッテルを貼られている人であっても、実は能力を秘めているかもしれません。向上心があるけれど能力がまだ開花していない人がどうやって成長していくのか、また成長したいと思っている人がどのくらいいるのかと考えながら仕事をしていましたね。私はビジネススキルの中でもスピーキングを中心としたコミュニケーションスキルに関するコーチングをしています。話し方に関して上司に相談しづらいですし、できていない上司もたくさんいると思うんです。いろいろとリサーチしたところ、仕事以外でスピーキングを学びたいというニーズがある程度あることがわかりました。話し方を体系化して教えることができるので独立してビジネスコーチとしてやっていきたいと思いました。

ビジネスシーンに則した実践的な話し方、構成力、発声方法を教える

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_萩原たく_ビジネスシーン

私の講座では堂々と自信をもって話せるようになるための話し方や話の組み立て方を指導しています。話す以前に声がこもってしまったり弱々しかったり、滑舌が悪かったりと声にコンプレックスを持っている人がいるので、声の出し方も教えているんです。また、不安や苦手意識といったメンタルで話せなくなってしまうことがあるので、話すときのマインドについても伝えています。会議で発言したりクライアントに提案したりする場面において、相手を言葉の力で納得させるためのプレゼンやスピーチ、ファシリテーションのスキル指導も行っています。受講生の方はミドル世代中心で、もっとわかりやすい話し方がしたいという方やクライアントに対して説得力のあるプレゼンがしたいという方、素敵な表現力を求めている方が多いですね。

よくある話し方スクールだと、元アナウンサーの講師が話し方を教えるということが多いです。私は会社員として営業職・マネージャーのキャリアが17年以上なので、会議、交渉、クレーム対応といった場面でより実践的なスキルを指導することができます。営業の現場で攻めた交渉を何百回も経験しているので、自分の経験を活かして伝えることができるのが強みですね。あと、私はマンツーマンで教えているのも重要なポイントだと思います。大手のスクールだと講師がたくさんいて、どの先生に教えてもらうのかわからなかったり、毎回違う先生だったりすると自分に必要な話し方ではなく、一般的にきれいな話し方を聞くだけになってしまうと思います。私は個別指導で文章一つ、話し方一つでもフィードバックもこまめにしているのが特徴です。自分の話し方は自分ではわかりません。ご自身がどういった話し方をしているのか的確にフィードバックできていると思いますね。

規模を拡大しながら自信をもって話せる人を増やしたい

見出し3画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_萩原たく_規模を拡大

仕事をする上で相手が成長できているかを意識しています。単発的なレッスンと違ってコーチングは長期スパンでゴールに向かって変化していって欲しいので、その経過が気になるんです。この1カ月でどれだけ成長できたか、マインドがどう変化したかを受講生自身が体感できるようなサポートを心がけています。

現在はマンツーマンで話し方を教えていますが、将来的には生徒さんが講師になれるようなスクールを運営していきたいですね。さらに、個人ではなく会社に向けて企業研修を行っていきたいと思っています。育成できる内容を広げて、育成できる人数を増やしてより良質な指導者をたくさん輩出して、話し方に課題を感じている人をより多くサポートできるようにしていきます。

著者をもっと知りたい方はこちら