橋本 夏子 石井 淑子
松元 春秋 ワクセル
松元 春秋 ワクセル
今回のトークセッションでは、ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」のコラボレーターとして多方面で活躍する3名のゲストをお迎えしました。 女性誌の元編集長であり、言葉とデザインの専門家として経営者の方や企業のブランディング企画を行う橋本夏子(はしもと なつこ)さん、 全国に1,400名以上の会員を抱え、ママたちの起業・スタートアップ支援を行う株式会社ママズオン代表の石井淑子(いしい よしこ)さん、 そして小学校教諭からAI領域へ転身し次世代AI教育株式会社の東京支社長や健全AI教育協会の理事を務める松元春秋(まつもと はるあき)さんです。 それぞれの専門分野における現在地や、インターネット・AIを活用したこれからのビジネスのあり方、 そしてワクセルを通じた未来のビジョンについて、熱いクロストークが繰り広げられました。
女性のマインドを掴む言葉とデザインで、ビジネスを加速させるプロモーション伴走
三木:皆さんのこれまでの歩みや、現在手がけられている事業の原点についてお聞かせください。
橋本:私はもともと広告代理店を経て、主婦の友社や主婦と生活社などでずっと女性誌の編集に携わってきました。 『Popteen』『ar』『SCawaii!』『Ray』の編集長などを歴任する中で、女性にどんな言葉、デザイン、世界観が響くのかというノウハウを徹底的に蓄積してきたんです。 それを書籍化した『女性に売れる言葉とデザイン』は、男性の経営者や企業様からも『女性心理がすごくわかりやすい』と大変ご好評をいただいています。
世の中の購買行動を振り返ってみると、次の旅行をどうするか、どのレストランに行くか、あるいは男性がジャケットを買いに行くときでさえ、 最終的な意見や意思決定は奥さんやパートナーといった女性の意見が重視されることが多いですよね。 つまり、世の中のモノを動かすには女性のマインドを掴むのが一番なんです。現在はその知見を活かして、多くの企業様のコンサルティングやサポートを行っています。 特に地方では広報、事務、営業、プレゼン資料作成まで一人何役もこなさなければならない担当者の方が多いので、明日からすぐに使える実践的なアドバイスを届けています。
石井:私は5年ほど前に株式会社ママズオンを立ち上げ、ママさんたちの起業支援や創業スタートアップ支援を行っています。 ママたちがそれぞれの得意や強みを活かして自分の夢を叶えていけるように、SNSの集客マーケティングを教えたり、 ママさんたちが作ったハンドメイド作品を委託販売するショップを運営したりしています。 さらに、彼女たちが実際に輝ける場所としてイベントの企画運営も手がけています。
もともとはハンドメイド作家さんが学べる小さなコミュニティからスタートしたのですが、 ワクセルさんとの出会いを通じて、私自身の活動の幅もどんどん飛躍していきました。 起業塾に通ってインプットをたくさんする方は多いと思うのですが、学んだことをアウトプットして実行に移す場所ってなかなか見つけにくいですよね。 教えてもらったけれど、じゃあどうやって最初の一歩を踏み出せばいいのかわからない。
そういうときに、ただノウハウを教えるだけでなく、横に寄り添って「これならいけるよ、一緒にやってみよう」と背中を押してくれる存在が不可欠だと思うんです。 そばに伴走者がいることで、安心して打席に立つことができ、アウトプットのサイクルを高速で回せるようになります。 この実行のスピード感こそが、起業を成功に導くために私たちが最も大切にしているポイントです。
現在は拠点である品川区や大田区を中心に活動していますが、仲間の輪は全国に広がり、今では1,400人ほどのママたちと繋がっています。 品川区は女性活躍推進を非常に推奨している地域でもあるので、本日の午前中も行政の方にご相談やご報告をさせていただいてきたところです。 私一人の力ではなく、志を同じくするパートナーや、挑戦したいと願うママたちのエネルギーが掛け算になって、今の形が作られています。
デジタルとAIが変える未来!Web上に「信頼」のポートフォリオを構築する意義
三木:松元さんは教育現場からAIの世界へ飛び込まれたという異色の経歴をお持ちですが、 現在の事業に至るきっかけと、私たちがこれからWebやAIとどう付き合っていくべきか、専門的な視点から教えてください。
松元:松元春秋と申します。元々は小学校の教員をしていたのですが、当時のGIGAスクール構想で、 小学校1年生に初めてタブレットを使った授業を行わなければならない環境になったのがすべての始まりでした。 年齢を重ねた先輩先生方から「あなたがやってみない?」と声をかけてもらって(笑)、半ば強制的に研究授業を担当することになったんです。 そのとき、子供たちにとってデジタルとは何なのか、これからのデジタルの世界はどうなっていくのかを真剣に考えるようになり、そこからAIの世界に興味を持ち始めました。
ChatGPTが世に出てきた初期の「GPT-3」の頃から触り始め、直近でリリースされた「5.2」(配信現在は5.5)などもすぐに触って検証していますが、 本当に毎日のように目まぐるしい進化を遂げています。現在は「AI速報ドットコム」というメディアを運営しつつ、 企業向けのAI研修や個人向けのコンサルティングを行っています。 同時に、健全AI教育協会の理事として、AIの正しい活用法や倫理的な教育を広める活動をしています。
今回、ワクセルのコラボレーターの皆さんにお伝えしたいのは、Webでの情報発信、特に「コラムを書くこと」の圧倒的な重要性です。 ワクセルのメディアでコラムを発信すると、何が良いかというと、自分の名前を検索したときに情報がどんどん上位に上がってくるようになるんですね。 ビジネスをやっていれば必ず競合他社がいますが、お客様が「どちらに依頼しようかな」と迷ったとき、 インターネットで検索して顔や思い、実績がしっかり出てくる人と、何も情報が出てこない人、どちらを信頼するでしょうか。 Web上に自分のコラムや情報があるということは、それだけで強力な差別化と信頼に繋がります。
現在、Googleの検索画面にもAIモードが導入されていますし、若い世代を中心に「検索エンジンではなく、 最初からChatGPTなどのAIに質問して調べる」という人が急激に増えています。 私の予想では、5年後や10年後には、今のようにキーワードを打ち込んで自分で検索する人はほとんどいなくなるのではないかと思っています。 なぜなら、AIに直接聞いた方が圧倒的に楽だからです。人間は必ず楽な方に流れます。
そうなった未来の検索社会で何が起きるかというと、AIに「松元春秋ってどんな人?」とか「○○のビジネスで信頼できる人は誰?」と尋ねたとき、 AIがインターネット上の情報を学習して「この人はこういう実績があって、こういう思いで活動していますよ」と回答してくれるようになります。 つまり、今からインターネット上に自分の正しい情報や事業への思いを上げておかないと、将来AIにすら認識されない存在になってしまうんです。
そして、ここで大事なのが「ワクセル」というプラットフォームから発信する意味です。 自分のInstagramやX、noteで「私はすごい人間です」と自社発信することも大切ですが、 ワクセルという第三者メディアが「この人はこういう素晴らしい活動をしています」と紹介してくれる形をとることで、情報の信頼性が客観的に担保されます。 インターネット上でも、第三者の声のほうが圧倒的に信じてもらいやすい。 だからこそ、みんなでチームとなってワクセルの場を活用し、ネット上に信頼のポートフォリオを作っていくべきなんです。
個々の情熱を掛け合わせ、チームで社会へ挑む
三木:これまでのお話や自らの経験を踏まえて、皆さんが今まさに実践されている『コンテンツ作り』の工夫や、 2026年に向けた新たな挑戦、ワクセルと共に叶えたい夢について最後にお一人ずつお聞かせください。
橋本:松元さんのお話どおり、これからの発信にAIを活用するのは大賛成です。 ただ、ライティングの講座などでもいつもお伝えしているのですが、 文章を書くのが苦手だからといって、何もないところにAIを使ってデタラメな嘘のネタを作ってはいけません。 大切なのは、自分の中から出てきた『一次情報』や『実体験のネタ』をベースにすることです。
私はとにかくフットワークの軽さが売りで、ひらめいたら東京から大阪でもどこでもすぐに飛んでいって、現地の人と直接話をしてネタを作ります。 文章にするのが難しいという人は、まずはボイスレコーダーに向かって自分の思いや、その日あった出来事、感情の動きとその考察を話し言葉で語ってみてください。 今の時代、それを文字起こししてChatGPTに入れれば、自分の思いを活かした立派なブログやコンテンツの設計図がすぐに出来上がります。考える作業、 つまり『熱量のあるネタを出すこと』は人間がやり、それを増幅させて上手く形にするためのアイディア集としてAIを使うのが、これからの正しいブランディングのあり方です。
私の得意分野は、人の強みを徹底的にインタビューして、多くの人に響く『売れるコンセプトやビジュアル』に変換することです。 特に男性の会社員や経営者の方で、数年後の引退やセカンドキャリアを見据えて「自分の強みをどう打ち出せばいいか分からない」という方の相談に、 キャリアコンサルタントの視点からもたくさん乗っています。2026年は、自身2冊目となる書籍の執筆を進めており、出版を控えています。 ワクセルの中にも出版されているコラボレーターの方がたくさんいらっしゃるので、2026年はみんなで出版記念イベントなどのコラボレーションを仕掛け、地方をさらに盛り上げていきたいですね。
石井:私の夢は、私という存在を通じて、自立したいと願うママさんたちと、彼女たちのパワーを必要としている企業や経営者の皆さんを繋ぐ架け橋になることです。 ママさんたちは、素晴らしい強みやハンドメイドのスキルを持っていても、自分一人ではなかなか最初の一歩を踏み出せません。 でも、ワクセルに集まっているコラボレーターの皆さんは、すでに自ら一歩を踏み出して、キラキラと輝きながら挑戦されている先輩ばかりです。
そうした挑戦者の方々とママたちがコラボレーションすることで、ママたちの視野や夢がさらに大きく広がっていくと信じています。 私たちは、ユニバーサルイベントへの協賛をはじめ、ワクセルが主催するリアルイベントにもママゾーンの仲間たちと自ら積極的に足を運び、出会いの場を大切にしてきました。 ワクセルにいる方々は皆さん本当に温かく、前向きなエネルギーに満ち溢れています。
2026年もリアルなセミナーやイベントをどんどん開催していきますので、 ぜひママズオンのコミュニティと皆さんのビジネスを掛け合わせ、新しい社会課題解決のプロジェクトを一緒に形にしていきましょう。
松元:橋本さんがおっしゃったように、AIにすべてを丸投げして作った文章には、その人の『色』や『体温』が宿りません。 人間の熱い思いがあって初めて、AIはそのエネルギーを何倍にも増幅してくれるパートナーになれるんです。 これからの時代は「AIに自分という存在を正しく覚えてもらうこと」、そして「AIを使って人と人とのコラボレートを加速させること」が重要になります。 石井さんのコミュニティと私のAI技術を掛け合わせて、何か新しい教育やビジネスのアイディアが生まれないか、 そんな風にAIをブレインストーミングの相手として使うこともできます。私は、AIの本質は『人間の思いやりの集合体』だと思っています。
2026年の私のビジョンは、とにかく「健全にAIを使いこなす人たちを増やす」ということです。AIのネガティブな側面に目を向けるのではなく、 ポジティブにビジネスや社会貢献へ活かせるプレイヤーを育成するポジションを確立し、ガンガン市場を広げていきます。携帯電話を開けば、 いつでも皆さんのビジネスをサポートできるような仕組み作りも目指したいですね。 一人で頑張るのではなく、みんなの強みをネット上でもリアルでも掛け合わせる。それこそが、ワクセルが掲げる本来のコラボレートの姿だと思っています。
■橋本 夏子さん
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本記事は、スタンダードCollaboratorの橋本 夏子さん、石井 淑子さん、松元 春秋さんと住谷さん、三木さんとの座談会の内容です。 ワクセルCollaboratorの方は、トークセッションの収録から、YouTube動画制作およびトークセッション記事制作が可能です。
ワクセルCollaboratorの詳細は、下記よりご確認ください。
https://waccel.com/collaboratormerit/