チャレンジ 挑戦をあきらめない生き方①〜小さなチャレンジから大きく人生を変えていくためのポイント〜

藤堂 修

藤堂 修

2022.11.25
アイキャッチ画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_藤堂修さん_幸せ

本コラムは、『チャレンジ 挑戦をあきらめない生き方(きずな出版)』の著者・藤堂修さんによる連載です。AI・ロボット技術の躍進、コロナ禍による働き方の変化など、社会の変化が加速しています。変化が加速している社会では、新たなことにチャレンジすることは、人生の必須科目になります。今回のテーマは、「小さなチャレンジから大きく人生を変えていくためのポイント」です。※以下、同書を一部編集、抜粋

どんな行動にも「目的」がある

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_藤堂修さん_目的達成

本コラムを読まれている皆様は、

・何か挑戦したいことがあるけど、行動に移せない
・今の生活を変えなければと思いつつも、何をすればいいか分からない

という人が多いのではないでしょうか。

「なんでもいいから、今日からやってみる!」という姿勢は素晴らしいのですが、すべてが三日坊主で終わってしまうのはもったいないことです。せっかく挑戦するなら、そこから何かを得られるようにしたいですよね。

挑戦したことを続けるには、

・何のために、始めるのか?(理由)
・始めたことを続けた結果、どうなっていくのか?(結果)

がハッキリしていることが大事です。
そのために必要なのが「目的」です。
人が行動する際には、必ず「目的」があります。
たとえば次のように、行動は、目的とセットになっています。

・お腹が減ったからご飯を食べる
・モテるために、ダイエットを始める、筋トレを始める
・もっと稼ぐために起業する

行動を始めるときには、最初はぼんやりしていてもいいから、「目的」を決めることが大事です。

あなたの人生はあなたが思った通りになる

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_藤堂修さん_きっかけ

では、どうやって「目的」を決めたらいいのでしょうか?私は26歳のときに出会った人の言葉が、目的を決めるキッカケになりました。

「人生、思った通りになる。もしくは、思った以上になっていくよ。ある日、現実が理想を追い越していく。理想以上の人生がかたちになっていくよ。もちろん、効果的な努力は必要だけども」

私の人生を変えた、先輩経営者が言ってくれた言葉です。ただ、初めて聞いたときには、にわかには信じられませんでした。しかも、この方は会社をいくつも経営し、数億円の年収を得ている人です。

「もともと才能があるから言えるわけで、そうではない自分には、当てはまらない言葉だ」

と感じました。ただ、そう思っていたとき、その方は続けて、こんな言葉をかけてくれました。

「人生は決めた通りになるし、決めた以上になっていく。だから、どんな人生にしていくか、決めていないとね。あなたは、どんな人生にするって決めているの?」

どんな人生にするか?私はそれまで、そんなことは考えたこともありませんでした。

なんとなく、

「出世できたらいいなぁ」
「家庭を持てたらいいなぁ」
「たまには旅行に行けたらいいなぁ」

と、漠然と思っていたものの、「どんな人生にするか」などということは考えたこともなかったのです。でも、「なんとなくこんな人生かな」と考えている(決めている)と、人生がそのように実現されてしまいます。

今の私には、それがよく分かります。「このくらいの人生でしょ」と決めていたら、「このくらいの人生でしょ」という人生が実現されていく。「人生は思い通りにならないよ」と決めていたら、本当に思い通りにならない人生になってしまうのです。

良い方向にも、悪い方向にも、現状維持の方向にも、決めた通りの人生が実現されてしまうのです。それなら「人生をよくしたい!」と、私は決めようと思いました。

「人生をよくしたい。なら、どこまでよくしたいの?どんな人生だったら最高?」

これが次の質問です。当時の私は、この質問に、すぐに答えることができませんでした。具体的な言葉がまったく出せなかったことを、今でもよく覚えています。でも、この質問が自分の中に残って、「自分にとっての最高の人生」を考えるようになりました。そして、それが、私の人生を変える転機になったのです。

あなたにとって「最高の人生」とは、どんな人生ですか?
まずは、それを考えるところから「チャレンジ!」を始めていきましょう。

著者をもっと知りたい方はこちら