和食の料理人から“いちご王子”へ。世界一のいちごの魅力を伝えていく

白石 航(いちご王子)

白石 航(いちご王子)

アイキャッチ画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_白石航さん_いちご王子プロフィール

宮崎県で知名度がある『ひなたいちご園』は、いちごの味に定評があるのはもちろん、カフェや加工品の販売まで幅広く、他のいちご園にはないことをやっているのが魅力です。より多くの人へ、いちごの魅力を知ってもらうために最前線で活動している“いちご王子”にお話しを伺いました。

いちご王子の誕生秘話

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_白石航さん_いちご王子誕生

元々は和食の料理人として生きていくことを志し、京都の和食料亭で修行をしていました。しかし、ストレス性の魚アレルギーにかかってしまい、魚を触るだけでも蕁麻疹が出るようになってしまいました。魚を扱うことができなくなり、衛生的にも良くないということから、和食の料理人の道を断念せざるを得ませんでした。

ひとまず地元の宮崎へ帰省し、パティシエなどさまざまな飲食店の経験を積んでいました。そんな中で、ひなたいちご園がアルバイトを募集しており、いちごが好きだったので飛び込んだのが最初の出会いでした。

最初はアルバイトでしたが、3ヶ月後には正社員、1年後にはカフェ店長となり、そこからもっといちごの魅力を広めたいと思うようになりました。

ちょうどその時に宮崎県内のあちこちで「〇〇王子」が流行し始めた時期でした。「これはやったもん勝ちだから、いちご王子として売り出したい」という理由で長友社長から依頼を受け、いちご王子を名乗ることを決めました。これがいちご王子の起源です。

ひなたいちご園のワークショップでの取り組み

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_白石航さん_ワークショップ

ありがたいことにこれまで開催してきたワークショップは好評でして、普通の先生ではなく、いちご王子として取り組んでいます。「いちご王子です!」と言って始めた方が、最初の印象やコミュニケーションの取りやすさがまったく違うんです。

通常の講習会はとっつきにくいこともありますが、「いちご王子です!」と名乗ることで壁がいきなり外れるのが良くて、僕もそういうのが好きなのでとてもいい機会でした。

ワークショップを通していちご自体を広めていくこともできるし、パティシエとしてお菓子を広めていくことが可能です。自分で育てたいちごを目利きして、それを加工しお店で振る舞う流れをつくることで、多くの人がいちごを知るきっかけになるような仕組みづくりも将来的には考えています。

世界一のいちご農家になりたい

見出し3画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_白石航さん_ひなたいちご園「COICH」

ひなたいちご園は「世界一のいちご農家になる」ことを掲げており、そのための道乗りはいろいろありますが、第一歩として美味しいいちごを世に広めていくことが大切だと思っています。

また、いちごを好きな人はたくさんいますが、どうやって育つのか知っている人はほとんどいません。まずはいちご王子を通していろんなメディアに取り上げられることで認知度をあげて、ひなたいちご園を世界一にすることが目標です。

地元のテレビに出演したり、いちごを100粒使った巨大パフェも特集されました。1人でも多くの方にいちごを知ってもらい「食べて喜んでいただきたい」というのがいちご王子のビジョンです。

ひなたいちご園
https://hinataichigo.com/

Instagram
https://www.instagram.com/hinataichigo15/

COICH CAFE
https://coich.casico.me/