
みんなのお母さん的存在のオーナーが運営する発毛サロンで男性の自信を取り戻す
東京・代官山で会員制発毛サロンを経営する岩口奈未(いわぐち なみ)さん。福岡で10年以上男性向けの美容サロンを経営していた岩口さんが東京で発毛サロンを開くことになった経緯や、岩口さんの発毛サロンならではの特徴、今後の展望などを伺いました。
お財布にも体にも優しい発毛サロンをオープン
2012年に福岡でメンズ美容サロンをオープンしました。ネイル、ハンドケア、脱毛、フェイシャルといったメニューがあります。5年前から発毛メニューを追加して、現在は東京・代官山で会員制発毛サロンを運営しています。
メイクの専門学校に通っていたときに、ボランティアで老人ホームに行く機会があったんです。おじいちゃん・おばあちゃんにハンドマッサージをすると深夜はい徊や夜尿症がその夜はなくなるんですよ。どんな身体のメカニズムなのだろうと調べていくうちに、男性に需要があるとわかりました。
当時、男性向けのハンドマッサージのサロンはほとんどなかったので、九州で初めての男性のハンドケア専門店としてスタートしたのが最初です。
福岡のメンズ美容サロンは、深爪や巻き爪、爪をかむ癖がある方など、爪にトラブルを抱えたお客様が多く来店されました。小学生から60代まで客層は幅広かったです。爪を磨きたいという方はいましたが、現在のように男性でネイルをしたいという方はまだいませんでしたね。
東京でサロンをオープンしようと思ったタイミングで、東京にはすでに男性向けのネイルサロンがたくさんあったんです。福岡でサロンをやっているときに、非常に効果的な発毛商材と巡り会えたので、これを知ってもらいたいという思いで東京のサロンは会員制発毛サロンにしました。
月に1回のサロンへの来店と日々の簡単なホームケアを行って、4カ月で発毛を実感できるはずです。お財布にも体にも負担なく続けていけるようにしています。
お客様の“お母さん”として発毛相談&お悩みを聞くのが人気の秘密
髪が増えることで自信があふれて意欲的に仕事に取り組むことができます。SNSでの発信が多くなるなどお客様がイキイキしている姿を見ることが私のやりがいです。髪に悩みがあるけどどうしたら良いかわからなかったり、自己流でケアをしてしまっていたりする方が多いので解決方法を提案したいなと思います。発毛については相談しにくい内容だと思うので、ネイルをやっている頃は良くネイルをやりながら色々なお悩みを伺っていました。今は調べれば情報はいくらでも出てきます。自己流ケアで多いのが粗悪な薬を飲んでしまうこと。薬の副作用として男性機能が低下したり、むくみが出たり、動悸が激しくなったりすることがあります。体に良いものを伝えていきたいですね。
サロンでは私がお客様の“お母さん”だと思って接しています。私は20歳から子育てをしているので、若いうちから母性があふれ出ているのかもしれませんね(笑)。
数多くある発毛サロンの中で当店を選んでいただいたので、お客様全員に気持ちよく帰っていただきたいといつも思っています。お客様にはワガママを言ったり、自慢話をしたりと日頃のうっぷんを晴らしてほしいんです。特に経営者の男性は甘えや弱みを人に見せることができないので、私のサロンではネガティブなこともさらけ出してほしいなと思います。
サロン経営の傍ら商材の輸出業を始めて次のステージへ
育毛は今ある髪の毛を太く、健康的に生やしていくこと。発毛はゼロからイチを生み出すので、生えていない毛根から生やすことです。私の場合、ゼロイチの発毛に加え、脱毛をなくし、生えた髪の毛を強く育てることを得意としています。
現在はサロン経営の傍ら、女性に効果的な育毛サプリメント、育毛リキッドの開発、販売も始めました。サロンでお客様の発毛・育毛をサポートするのが最も力を入れていることですが、本当に良い商材はより多くの方に教えたいという思いから商品の輸出もスタートしました。今後、需要があれば輸出先を増やしていきたいと思います。自分ができると想像できるものはすぐにやってみる性格なので、人でも商材でも良いものがあればどんどんチャレンジしていきたいですね。多くの薄毛に悩む方の救世主になれれば、という想いで、日々周知活動につとめてまいります。


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