プリンセス研究家が教える「本物のプリンセスになる方法」

橋本 サリー

橋本 サリー

アイキャッチ画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_ 橋本サリー さん

プリンセス研究家として全国のプリンセスになりたい方々にダンスやマナー、立ち居振る舞いなど、さまざまなレッスンを行う橋本サリーさん。プリンセスとはどんな人を指すのか、またプリンセスになるためにどのようなことを伝えているのかなど、さまざまなことを伺いました。

これまでもこれからもずっとプリンセス

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私は日本をはじめ、上海など多くの国でテーマパークダンサーとして活動してきました。サンリオのキャラクター『キティちゃん』のお姉さんして、全国で公演をする過程で、女性らしい振る舞いや動きについて研究しました。

さらにレースクイーンやイベントMCとしての仕事も増え、海外のエグゼクティブとの交流を通じて、国際マナーである「プロトコール・マナー」を修得しています。

私は「生まれる前から自分がプリンセスだ」と気づいていましたが、社会のルールに従って、人と同じことをして生きようとすると、プリンセスではなくなってしまうんです。人と比べてしまう時があって、プリンセスである自分を失いかけていました。

人に合わせるのは簡単です。自分の信念を貫くのはかなり大変ですが、それが自分らしく生きるということなんです。私は周りに飲み込まれないように、「自分はプリンセスだ」と言い聞かせながら生きています

おとぎ話でよくあるように、プリンセスとプリンスが夢を叶えてくれると思います。意地悪なお姉さんでは、夢が叶いません。見た目はもちろん、中身もプリンセスでなくてはいけないのです。

素敵なプリンスと出会うと、プリンセスとして成長できるんですよ。そんな愛されるプリンセスになるためのトレーニングを行うのが私のお仕事です。

素敵なプリンセスを増やすのがミッション

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現在はプリンセスでありながら、プリンセス研究家としてプリンス/プリンセスになりたい方々に向けてレッスンや講演会を行う日々です。

テーマパークダンサーとして活躍していた経験を生かして、ダンスやバレエを教えていたり、ボイストレーニングや立ち居振る舞いの講座を行ったりもしています。プリンセスとしての立ち居振る舞いは大切なので、指先の動きから体の向きや角度までシチュエーションやキャラクターに合わせて細かく伝えています。

お城をイメージした内装のパラレルプリンセスワールド『プリンセスLABO』は、壁がすべてピンク色で、レースやクリスタルがライトで美しく照らし出されたキラキラの空間です。LABOの半分は鏡張りになっていて、ダンスやバレエのレッスンが可能です。

一方、プロトコール・マナーの講師としての活動も増えてきています。マナーと聞くと堅苦しいイメージがあると思うのですが、私はきっちりしすぎて楽しくないのは好きではないので、無邪気に楽しみながらプロトコール・マナーを教えています。

他にはTVへの出演が増えていて、私の活動を取り上げてくださったり、芸能人の方をプリンセスにする企画があったり、コメンテーターをさせていただいたり、活動の場を広げています。

プリンセスのように生きていく

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現在は企業研修をさせていただくことが多いですし、メディアに出演させていただく機会も増えました。でも、まだまだみなさんにプリンセスとしての生き方を知ってもらいたいです。また、“プリンセス道”を広く伝えるために、書籍を出版したいという思いもあります。

私が確立した“プリンセスショー”では、衣装をフルオーダーでつくってもらってプリンセスをリアルに体感できます。プリンセスになるための所作や立ち居振る舞いを学んだとしても、それを表現する場所がないと本物のプリンセスにはなれません。プリンセスショーはもっと身近にプリンセスを感じてもらう場になると思います。
プリンセスを見て楽しむだけではなく、「プリンセスのように生きていく」というのは、これからの時代に大切な考え方だと思うので伝え続けていきたいです。

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