壁のない世界を!eスポーツで“世界一”を本気で目指す理由とは

GENKIモリタ

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サッカースクールのコーチ、幼稚園の体操の先生を経て、2018年にウイニングイレブンのプロ認定資格大会に挑戦。日本2位になりプロライセンスを2018年に取得。現在は日本eスポーツ連合公認プロゲーマーとして、イベント出演、テレビ出演、執筆、大会出場などeスポーツタレントとして活動中。そんなGENKIモリタさんに今後の展望やビジョンについてお伺いしました。

eスポーツの最前線で挑み続ける日常

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_GENKIモリタ_eスポーツの最前線

現在の活動を端的にお伝えすると、私はプロゲーマーとしてeフットボールの競技シーンに身を置き、世界大会への出場、そして世界一を目標に日々挑戦を続けています。大会はほぼ毎月のペースで開催されており、その一つひとつが自分の実力を試す場であり、成長の機会でもあります。近年はeスポーツ市場の拡大に伴い大会数も増え、競技レベルも年々上がっているため、常に自分自身をアップデートし続ける必要があります。

また、競技活動だけでなく、eスポーツの教育的価値にも注目し、学生向けに授業を行う機会もいただいています。かつては「ゲームは教育に良くない」というイメージが強かったものの、現在では論理的思考力やコミュニケーション能力を養うツールとしての可能性が認められています。そうした背景の中で、eスポーツを通じて子どもたちに新しい学びの形を提供できることに、大きなやりがいを感じています。

もともと私はサッカー選手を目指しており、その後は芸人としての道にも挑戦しました。さらにサッカー指導者や幼稚園での体操指導など、子どもたちと関わる仕事にも携わってきました。そうした経験の中で、「夢を持つことの大切さ」と「行動する力の尊さ」を子どもたちから教わり、自分自身も夢を追い続ける存在でありたいと強く思うようになりました。その延長線上にあったのが、eスポーツという新しい舞台でした。

好きから広がる挑戦が始まり、eスポーツで人を巻き込む

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_GENKIモリタ_好きから広がる挑戦

eスポーツの世界に入る前と後では、その見え方は大きく変わりました。当初は「ただのゲーム」という認識が自分の中にもあり、プロとしての自覚を持つまでに時間がかかりました。しかし、8年間の活動を通じて、今では競技としての価値だけでなく、観る人に感動や刺激を与える“ショー”としての側面も強く感じています。応援が生まれ、熱量が伝播していくその感覚は、まさにスポーツそのものだと実感しています。

活動の幅は大会だけにとどまりません。地域イベントやコラボ企画など、多様な取り組みに挑戦してきました。たとえば、宮崎でのコラボイベントや、企業との共同プロジェクトなど、eスポーツを軸にしながらも新しい価値を生み出す機会が増えています。個人的には「面白そう」「ワクワクする」という感覚を大切にしており、その直感に従って行動することが、結果的に新しい展開につながることが多いです。

その象徴的なエピソードが、私の大好きなお煎餅との出会いです。ゲームといえばエナジードリンクのイメージが強い中で、私は昔から焼き煎餅を食べながらプレイしていました。好きという気持ちから発信を続けた結果、企業側から反応をいただくなど、思いがけない広がりを見せています。こうした経験から、「好き」は強い原動力になると実感しています。

行動する上で意識しているのは、とにかく初速を早くすることです。完璧を求めすぎると動けなくなるため、未完成でもまずやってみる。その積み重ねが形になっていくことを、これまで何度も経験してきました。また、人を巻き込む際には、自分自身が心からワクワクしていることが何より重要です。その熱量が自然と伝わり、共感してくれる人が集まり、結果としてプロジェクトが実現していきます。

壁を越えるeスポーツの可能性と未来への挑戦

見出し3画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_GENKIモリタ_eスポーツの可能性

これまでの活動の中で、特に印象的だったのが障がい者eスポーツへの取り組みです。アンバサダーとして関わる中で、車椅子ユーザーによるバーチャルサッカーチーム『ePARAユナイテッド』の立ち上げにも携わりました。eフットボールを通じて「実際には走れなくても、ゲームの中で自由にプレイできる」という体験を提供できたことは、大きな意義があったと感じています。現在ではプロクラブとの連携も実現し、活動の幅はさらに広がっています。

また、行政との連携も進み、自治体主催の大会や大型イベントのプロデュースにも関わるようになりました。eスポーツはまだ誤解されることも多い分野ですが、実績を積み重ねることで社会的な信頼も少しずつ高まっていると感じています。

私が考えるeスポーツ最大の魅力は、「壁がないこと」です。年齢、性別、国籍、さらには障がいの有無に関係なく、誰もが同じフィールドで競い合える。このフラットな環境は、他のどんな競技にもない特徴です。実際に海外の大会では、言葉が通じなくてもゲームを通じて自然と交流が生まれ、国境を越えたつながりを実感しました。

そして今、私が掲げ続けている目標は「世界一になること」です。プレイヤー人口が何千万人といる中で頂点に立つことは簡単ではありません。それでも、その挑戦こそが自分を成長させ、誰かの勇気や希望につながると信じています。実際に、受験を控えた学生から「あなたを見て頑張れる」と言ってもらえることもあり、その言葉が大きな原動力になっています。

夢を追い続ける姿そのものが価値になる時代。だからこそ私は、これからも挑戦をやめず、世界一という目標に向かって走り続けていきます。

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