小学生ママに笑顔を届けたい!『小学生取扱説明書』が生まれるまで

育児に悩んだ元保育士・3児の母が、インスタ発信から一冊の本を作る!そんな、やまかなさんの想いが詰まった『小学生取扱説明書』の誕生秘話を、コラムにまとめていただきました。
アドラー心理学との出会い
6年前、私は3人の子どもを育てる、どこにでもいる普通の主婦でした。
子どもが生まれる前は保育士として働いていた経験もあり、
「子育てはきっと大丈夫だろう」と思っていました。
でも、実際に始まった子育ては、思っていた通りにいかないことばかりで、
落ち込んだり、自信をなくしたりする毎日の連続でした。
そんな時に出会ったのが、アドラー心理学です。
「考え方ひとつで、こんなに心が軽くなるんだ」と目からウロコで、
その学びを子育てに活かしたくて、
インスタグラムで発信を始めたのが6年前のことでした。
けれど、アドラー心理学×子育ての投稿は、すぐに発信内容が尽きてしまいました。
そんな時、軽い気持ちで投稿した「子どもあるある」に大きな反響がありました。
何気ないSNS発信でフォロワー14万人へ

誰かに何かを教えることよりも、
一緒に笑って、時には泣いて、
「わかる!」と共感してもらえる発信の方が、
私には向いていたのだと思います。
「笑えました」
「うちも同じで安心しました」
そんな声をもらい、
誰かの気持ちが少しラクになる瞬間に立ち会えたことが嬉しくて、
投稿の軸をそちらに移しました。
ちょうどその頃はコロナ禍。
家にこもりきりの孤独な子育てに疲れていた時期でもありました。
コメントを通じて全国のママたちとつながれたことが、
私自身を救ってくれました。
ママ友が全国にできたみたいで、本当に楽しかったです。
インスタグラムの投稿の中でも、特に人気だったのが
「小学生取扱説明書」シリーズでした。
「本にしてほしいです」「手元に置いておきたい」
そんな声が届くようになり、
“悩んでいるママに寄り添えるエール本を作りたい”
という夢が生まれました。
出版への思いを胸に、私は出版社へ企画書を提出しました。
しかし結果は厳しく、私の意図や想いがうまく伝わらないまま、
お断りされてしまいました。
その時は道が断たれたような気がして、さすがに落ち込みました。
それでも、簡単には諦められませんでした。
フォロワーさんから届く
「絶対本にしてほしい!」
「救われています」
という声が、ずっと背中を押してくれていたからです。
14万人以上のママたちが応援してくれている。
その存在が、私が前に進む大きな支えになりました。
ママが元気になれる!『小学生取扱説明書』が完成

そんな時、ワクセルを通して出会ったのが、
理工図書の原さんでした。
子育ての大先輩でもある原さんは、私の投稿を見て、
「面白いですね」「うちの子もこうでした」と、
笑いながら話してくださいました。
その言葉が本当に嬉しくて、ホッと心がほどけたのを覚えています。
そして、私の出版に対する想いを丁寧に聞き、受け止め、
『小学生取扱説明書』の企画を通してくださいました。
こうして、ずっと描いてきた夢が、ようやく動き出しました。
インスタグラムで発信してきた“小学生あるある”をまとめ、
小学生ママがクスッと笑えて、元気になれて、
不安な気持ちがちょっとだけ軽くなるように──
そんな思いをぎゅっと込めて完成したのが、
『小学生取扱説明書』です。
文字は少なめ、字は大きめ。
忙しいママでもサクッと読めて、
親子で笑える、ママのための絵本のような“エール本”にしました。
ページをめくるたびに、
「大丈夫だよ」
「小学生ってかわいいな」
「子育てって大変なこともあるけど、おもしろいな」
そう思ってもらえるように、心を込めて作りました。
この本が、がんばるママたちの心に、
そっと寄り添う一冊になりますように願っています。
『小学生取扱説明書』
https://waccel.com/book/elementary-school-student-instruction-manual/