京セラ名誉会長でJALの再建にも尽力した稲盛和夫さんはまだ生きている

ワクセル編集部

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2022.09.06
アイキャッチ画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_稲盛和夫さん_JAL

ワクセルのコラボレーターにはたくさんの経営者がいますが、経営者の間でも、松下幸之助さんと並び「経営の神様」と呼ばれるのが、稲盛和夫さん。

そんな稲盛和夫さんが、8月24日に老衰のため京都市内の自宅で死去されたとのニュースを聞き、思わず自分の耳を疑いました。大ベストセラー『生き方』の著者である稲盛さんの生き方を少しでも真似ようと何度も何度も読み返していたので、この度の訃報が残念でなりません。

稲盛さんは1959年、27歳の時に京都セラミック株式会社(現:京セラ)を創業し、1984年に第二電電(現:KDDI)を立ち上げた人物。2010年に政府の要請を受け、経営破綻した日本航空(JAL)の再建に尽力したことでも有名です。経営破綻からわずか2年8か月という短期間で、東京証券取引所へ再上場させた経営手腕は、多くの人から称賛されました。

稲盛さんの経営哲学や人生哲学を学ぶ『盛和塾』は、日本国内だけではなく、アメリカや中国、ブラジルなどの海外にも支部が設立されています。塾生は約1万5,000人にものぼります。

今回の稲盛さんの死去について、中国外務省は「中日両国間の友好交流と協力に貢献した」と発表し、追悼の意を表しました。中国国内でも、SNS検索ランキングでトップになるなど、高い関心が見られます。

葬儀は近親者を中心に執り行われ、後日、稲盛さんのお別れ会が開かれる予定です。

稲盛さんが残した『生き方』は、世界14カ国で翻訳され、世界中の多くの人に影響を与えています。『盛和塾』の塾生は稲盛さんの教えを実践して、さらに次の世代へと脈々と受け継がれていくことでしょう。稲盛さんはお亡くなりになりましたが、数々の功績や、人生哲学はまだ現代に生き続けています。

ワクセルは『盛和塾』のように、日本国内だけではなく、世界中にコラボレーターの輪を広げます。そして世界中のコラボレーターと協力して人々に夢を与えていきます。