銭湯に入れば絶対幸せになる!たくさんの人を幸せにする仕事

三木 みつよ

三木 みつよ

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ニコニコ温泉株式会社の事務方として、東京の「東京浴場」や「富士見湯」をはじめ、大阪、神戸、長野(塩尻)など全国5店舗の銭湯運営に携わる三木みつよ氏。店舗のイベント企画にとどまらず、『フロナカ書店街』というレンタルスペースサービスなどの導入、銭湯業界の横のつながりを作る情報交換会などの活動を通じ、ユニークな空間づくりに挑む背景や未来への想いについてお話を伺いました。

銭湯のある日常を新しくデザインする裏側の仕事

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_三木みつよさん_銭湯のある日常

現在はニコニコ温泉株式会社の事務方として、銭湯の事業継承や運営に深く携わっています。もともと個人事業として行っていた小中学生向けの家庭教師は今も続けているものの、新規の募集は行わず、知人からの紹介があった場合のみ受けています。

弊社が運営するのは、東京の「東京浴場」(西小山)と「富士見湯」(昭島)に加え、大阪、神戸、長野(塩尻)の全部で5店舗。新しく銭湯をつくるのではなく、昔からある銭湯を経営継承する形で運営しているのが特徴で、温浴施設をなくさないことを会社としての軸に据えています。

日々の経理や総務といった事務方としての業務だけでなく、銭湯業界全体を元気にしたいという想いから、横のつながりをつくる情報交換会やイベントの立ち上げ・運営も担っています。

さらに、東京にある「東京浴場」では、イベントの企画運営はもちろん、ほかの銭湯にはないユニークな取り組みとして、棚を借りて自分の店を出せるレンタルスペース『フロナカ書店街』のプロジェクトチームも動かしています。店主さんはちょっと自分の店を出してみたいという方から、広告宣伝の場として活用する方もおり、多種多様です。自分のこれまでの経験を生かしながら、「銭湯」という居場所の価値をいろんな方にあらゆる方面で提示することにやりがいを感じています。

お風呂だけではない「居場所」としてのこだわり

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_三木みつよさん_お風呂だけでない居場所

店舗づくりにおいては、既存の業界の常識に囚われず、現場の構造上の特徴をユニークに活かす発想を大切にしてきました。たとえば、東京浴場に設置された巨大本棚は、もともと店舗の天井が6〜7メートルと高かったことから、当時のスタッフが本棚を作るべきだと企画して形になったものです。

お風呂だけでなく、お客様にさらに楽しみを持っていただけるよう、系列のお店では必ずマンガや飲食を取り入れています。銭湯では定番の牛乳だけではなく、クラフトビールや駄菓子コーナーなど様々な年齢層がゆったり楽しめるための試行錯誤を重ねてきました。

客層としては、昔から通う地元の常連客に加え、最近はサウナブームで定着した若い世代も増えています。おもちゃがたくさんある子ども風呂・脱衣所内のベビーベッドを置いているため、家族連れが安心して利用できる環境づくりを行っており、1日約600人ものお客様にご来店いただいています。

個人的なおすすめは、平日、特に金曜日の掃除が終わった直後の午後2時。人も少なくゆっくりと、お掃除したての綺麗な一番風呂を楽しめる、いわば新しい”花金”の過ごし方です。

関わる人たちを幸せにする未来の展望

見出し3画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_三木みつよさん_幸せにする銭湯の仕事

経営できる場所が見つかれば、さらに店舗を増やして継業していきたいと考えています。運営している店舗がよくなることだけでなく、業界全体が元気になってほしいという願いも強く持っています。

その原動力になっているのが、自分の仕事がお店や業界を元気にし、結果としてお客様を幸せにしているという実感です。東京では週末に1日約600人が来店するお店で、自分が事務方として働くことがそのままお客様の満足につながっていると感じています。お風呂に入る前は面倒くさく感じていても、入った後には必ず「入ってよかった」と思えるのがお風呂の魅力であり、だからこそお客様の一日を幸せにできていると考えています。

同業他社との情報交換会を主導して業界全体の活性化を図ることも重要な役割の一つ。目の前の人や関わる人たちをどうしたら幸せにできるか、自分の仕事が誰のどんな日常を支えているかという視点を持ち、お風呂に入って幸せになるお客様をどんどん増やしていくこと。そして、銭湯だけでなく、家庭教師業においても自分が関わるすべての人たちが幸せになっていく未来を目指し、これからも歩みを進めていきます。

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