LEDで街も人も明るくする!日本を笑顔にするエルちゃんの活動とは

LEDパレード(エルちゃん)

LEDパレード(エルちゃん)

2023.02.03
アイキャッチ画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_LEDパレード(エルちゃん)さん_本人プロフィール

『LEDパレード』ことエルちゃんは、パフォーマーとしてのイベント出演や、YouTubeやTikTokに動画を投稿しています。『とくダネ』『めざましテレビ』などのメディアにも取り上げられ、その奇抜な活動が注目を集めています。日本を外側からも内側からも明るくするエルちゃんに、LEDパレード誕生のきっかけや今後の展望について伺いました。

喜びだけを生み出す!LEDパレード誕生秘話

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_LEDパレード(エルちゃん)さん_室内LEDパレードエルちゃん

元々は、長崎の工業高校を卒業後、吉本興業の漫才師として活動していました。その後、モノマネをやりながらショーパブで勤務。ある時、お客さんからこんな要望がありました。

「なんか面白いことをやって!いつものモノマネじゃなくて、全然違うこと!」

そのときは、誕生日が近い女の子を喜ばせることが目的でした。何をしようかと思って周りを見渡すと、クリスマスが近いため、クリスマスツリーが目に入りました。そこでふとひらめき、クリスマスツリーに飾ってあった電飾を全身タイツの上から巻き、エレクトリカルパレードのBGMを流してもらいながら、誕生日ケーキを片手にショーパブ内に登場。

すると、サプライズをした女の子が泣きそうになりながらものすごい喜んでくれたんです。最初に喜んでもらえた時に、「これは良いことをしている!」という実感がありました。

NSC時代は、人のことを少し悪く言うネタで観客を笑わせていましたが、電飾を付けるだけで誰も汚さずに喜びだけを生み出せるなんて、これはすごい方法を見つけたと思いました。「もっと面白くできないか?」と考えて誕生したのが、今の『LEDパレード』エルちゃんです。

電飾スーツがLEDで節電を実現

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_LEDパレード(エルちゃん)さん_暗闇LEDパレードエルちゃん

最初は、日本全国や世界各地で撮影した動画を、ショーパブに来たお客さんの前で流していました。地元の動画がスクリーンに映ると、お客さんにすごく喜んでもらえるんです。そうすると、今度は「誕生日に来てくれ」っていう人が増えだしたので、仕事として受けるようになりました。ショーパブをやめてエルちゃん一本で歩みだし、屋台を出して光るグッズなどを販売開始しました。

実は恥ずかしがり屋の一面もあって、それを克服しようと思ってこの活動を始めたのもあります。他の誰もやっていないし、怪しい目で見られることもありますが、転げるくらい大爆笑している人を見ると、「エルちゃんの活動をやっていて良かった」と思えます。

自分は電気を使って全身を光らせていますが、節電の呼びかけもしています。「お前が言うなよ」ってツッコミも入りますが、節電を広げることによって、周りに笑顔が増えるのがうれしいです。

実は、スーツが何十着もあって、一着に数十万円かかっているのもあります。ただ、電気代はリチウムイオンバッテリー20,000mAのフル充電で4〜5時間持続するので、1着の電気代は10円もしないくらいです。昔は倍以上の電気代を消費していましたが、LEDになって節電ができるようになりました。

エルちゃんがLEDで世の中を明るくする

見出し3画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_LEDパレード(エルちゃん)さん_チアとLEDパレードエルちゃん

エルちゃんとしての他の活動としては、『LEDパレードチャンネル』でYouTubeやTikTokに動画を投稿しています。自分で言うのもおかしいですが、変わったネタばかりアップをしています。たとえば、千葉県のドイツ村の背景に紛れて遠くから映してもらって、「どこにいるでしょう?」ゲームをしたり、京都タワーのてっぺんに登って、外からズームで撮ってもらったりしていました。

前例がないことに取り組んでいるので、正直、毎日不安だらけです。見た目が変で目立つので、街中で不審がられたり、蹴られたりしたこともあります。子どもがいるところに行くと、ものすごい喜んでくれるか、泣かれるかのどちらかですね。また、光っているだけですから、出会ってから5分で見飽きられることもあります(笑)

子供か大人かは関係なく、感受性が一緒でシンクロする人に出会えると楽しいですね。活動するなかで、「今度、イベントやるから呼びますね」って本当に呼んでくれた人もいました。出会いが広がって、自分の存在が認知されていくのがありがたいです。

一人でも多くの人が笑顔になって、世の中を物理的にも心理的にも明るくする活動を、今後さらに広げていきたいです。人を明るく照らし続ける活動をしつつ、コロナ禍で苦労されている場所にも爆笑を届ける存在になります。イベントだけでなく、老人ホームや病院、幼稚園に力を貸していき、さらに笑顔になる場を増やしていく活動を続けていきます。

著者をもっと知りたい方はこちら