【開催レポート】第1回士業交流会

商人の家系に生まれ、幼少期から商売を身近に育った小林史明(こばやし ふみあき)さん。予備校講師や税理士法人での経験を経て株式会社Communeを設立し、スタートアップ支援や事業承継に携わっています。現在は群馬と東京の2拠点で幅広く活動する小林さんに、士業交流会を開催した思いや「先生」と呼ばない場づくりの背景について綴って頂きました。
2026年8月19日、第1回目「士業交流会」を開催しました。
第1回目は、ワクセル交流会の枠をお借りして「先生」と呼ばないをテーマに士業交流会を開催しました。
今回集まったのは、弁護士、行政書士、会計士、中小企業診断士、医師などの専門家と、士業に興味を持つ方を含め、総勢20名超。会場準備、進行など、ワクセルスタッフの方々にはたいへんご支援いただきました。
士業同士の情報交換、コラボレーションの場になったのはもとより、興味があって参加された方々が、直接士業と交流できる場にもなりました。
士業交流会とは?~開催を思い立った理由~

今回の交流会では、1つだけルールを設けました。
「先生」と呼ぶことの禁止。
あだ名、くん、ちゃん、さんで呼び合うことです。
このルールを作ろうと思ったきっかけは、士業と関係値を作るときの特徴的な5つの観点からでした。
①士業とそれ以外の人との間には、主に知識量で上下関係が既にでき上がっている
②士業を探すときは、探す側が負い目を感じていることが多い
③独特な世界観を持つ士業と自分がマッチするかどうかは会ってみないとわからない
④紹介が必ずしも良縁に恵まれるとは限らない。逆に断りづらくなる可能性も
⑤定期契約などでもない限り一度きりの付き合いになる場合が多く、目的の達成以外のコミュニケーションは基本的にない場合が多い
自分自身も商売人の家系であったことから、各分野の専門家と接する機会が多くありました。私が独立してからもこれらの理由から、過度に周りへ気を遣ったり、コミュニケーションがうまくいかなかったり、時には途中で伝えることをあきらめたりしたことがあったなと思います。
そんな状況を少しでも解消できる事前準備の場があればいいなということ、上下関係をなくすということであれば、思い切って士業の友人作りができたらいいな!という発想からでした。
まずは人としてコミュニケーションができる場が欲しいと思いました。
交流会の様子

終始飲んで、話して、誰かの自己紹介を聞く。その話が気になったら、その後に本人のところへ行って続きを聞く。そんな形で自然と輪が広がっていきました。
共同主催の鈴木弁護士からは栃木県益子町の日本酒「燦爛(さんらん)」を持参していただき、おいしい料理に日本酒まで加わって、賑やかさに拍車がかかりました。
その他士業の方では、飲むのが単純に好きな会計士の方、弁護士としてのキャリアを持ちながら、現在は新規事業の立ち上げに取り組んでいる方、家が近いからと来られた行政書士の方、個性豊かな方々ばかりでとっても楽しい時間でした。
最後に~士業との出会い方をちょっと楽しくする~

士業交流会自体は目新しさはありませんが、往々にして「相談」「協業」「依頼」という目的が先に来ることが多い印象です。
もちろん交流会の醍醐味ではありますが、それだけでは少しもったいない。
「この人なら安心して相談できる」
「この人の考え方が好きだ」
「この人がやろうとしていることは応援したい」
そんな関係が先にあったら、士業同士はもとより、士業との出会いがワクワクするのではないですかね。
たまには肩書きを外して居られる場所があってもいい。そんな場所を、これからもつくっていきたいと思います。