「人生のズッコケ」が天職を見つけるきっかけに！心と体が導いた転機の物語

パワーオブヒーリング鍼灸治療院、院長の川本一乃(かわもとかずの)さんは、東京福祉専門学校卒業後、鍼灸師灸師資格取得。「健康になるための方法は、決して1つではなく、たくさんある。」ことを前提に、フラワーレメディ・カイロプラクティックなど多くの治療の提案をされています。連載コラムの第1回では、川本さんのこれまでの経緯や今後の展望について綴っていただきました。

🩹第1章：やらかしの幕開け「人生最大のズッコケ」

18歳のとき、イギリスへ語学研修に行っていた私は、ある日突然、親友の交通事故の知らせを受けました。

ショックで魂が抜けたような日々の中、帰国後、49日に参加後駅の階段でズルッ！と転倒し、右足首を骨折。

「痛いのは足なのか、心なのか…もう分からない」──そんな迷いの中にいました。

🌿第2章：なぜか導かれる「人生の寄り道が天職に」

骨折の治療で通い始めた接骨院で、アルバイトを頼まれたのがすべての始まり。

そこで出会ったのは、不思議な“気”を感じる治療家。

「君、スジがいいね。治療家に向いてるよ。」

この一言で、私の人生のスイッチがオンになりました。

今では、親友の彼女が、結局のところ、私の転職に導いてくれたと思っています。

💫第3章：心が癒えると体が変わる

鍼灸や自然療法の世界に入り、長年多くの患者さんと向き合う中で、

「体の不調の背景には“心の記憶”がある」ことを確信する出来事がありました。

ある日、なかなかめまいが取れない患者さんが来院。

検査をしても異常はなく、私は“身体に直接きいてみる”ことにしました。

すると返ってきた答えは──「トラウマ」。

退行催眠を行うと、その方は3歳のときに耳鼻科で「ここで待ってなさい」と言われ、

置き去りにされた恐怖と心細さを感じた記憶が蘇りました。

その記憶を“怖くない思い出”に塗り替えると、翌日から嘘のようにめまいが消えたのです。

🌈第4章：使命 ― 心と体のリセットプロデューサーとして

この経験を通して、「心の癒しなくして真の健康はない」と確信しました。

今では、鍼灸・自然療法・潜在意識へのアプローチを融合し、

心と体の両面から“本来の自分を取り戻す”お手伝いをしています。

ワクセルのコラボレーターとしても、

「挫折やズッコケさえも、誰かを癒す力に変えられる」ことを伝え、

多くの人が自分の人生を愛し、軽やかに生きられる社会を目指しています。