【イベント参加レポート】第2回大田区リビングラボ会議
こんにちは。星田暁(ほしださとる)です。私は、ワクセルのコラボレーターとして活動しながら理学療法士、社会福祉士の資格をいかして地域で健康相談教室を開催しています。また大田区リビングラボの代表も勤めていて、企業や住民の方々と協力して、地域課題解決に取り組んでいます。今回は3月に第2回大田区リビングラボ会議を開催したので、その模様をお伝えします。
第2回大田区リビングラボ会議を開催
3月1日(金)にアットホーム本社のイベントスペースで、第2回大田区リビングラボ会議を開催しました。私は大田区リビングラボの代表として、会議の運営や大田区リビングラボの概要について話しました。
大田区リビングラボの目的は、大田区において健康や医療福祉の分野で行き届いていない領域にアプローチをして、心身の健康レベルを向上させ地域全体を支えることです。
今回の会議は、「高齢者のおひとりさま問題」について、OAGライフサポート代表取締役の 黒澤史津乃様に登壇していただきました。黒澤様は行政書士、消費生活アドバイザー、金融業界で証券アナリスト・エコノミストとして調査業務に従事した後、子育てに専念する期間 を経て、家族に頼らずに老後と死を迎える、主に高齢者の法務問題に携わっています。
OAGライフサポートで「おひとりさま」に対する総合的支援に関わり、2023年から政府の 「認知症と向き合う『幸齢社会』実現会議」有識者構成員として活躍されています。
深刻な高齢者のおひとりさま問題。
高齢者のおひとりさま問題は年々深刻化しています。 多様性と言われるこの時代に、高齢者のおひとりさま問題に関連する政策は、家族がいる方に焦点をあてたものばかりです。
未婚や子供がいない方、家族と疎遠になっている方々 に対しては、十分なケアが行き届いていない政策が多いという声もあります。さらに、ケアが必要になってきたときに動きだしては、自分自身で意思決定することが困難で、家族に頼らざるをえません。
自分自身で意思決定ができる状態のときから正しい知識を得て、行動しておくことが大切 だと、学びました。
多くの企業団体の方にも参加していただき情報交換の場に
豪華なゲストだけでなく、地域で活躍している多くの企業団体の方々にも参加していただ き、有益な情報交換の場にもなりました。大田区リビングラボでは、各企業団体の強みを 活かしながら、行政や地域住民の方々と連携して事業化をはかることを目指しています。
これからも多くの方々と連携しながら、地域の課題解決に取り組み事業化を図っていきます。