110年続く歴史的な鉄道会社「福井鉄道」の魅力を多くの人に届けたい!

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2022.08.12
アイキャッチ画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_福井鉄道_ホーム停車前

創業110年、福井県民の生活を支え続けている福井鉄道をご存知でしょうか。今回のコラムでは、福井鉄道鉄道部の白崎正臣(しろさきまさおみ)さんが、福井鉄道の歴史や魅力についてお話しくださいました。

福井鉄道は路面電車と在来線が融合した独自の鉄道

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_福井鉄道_路上走行

福井鉄道は1912年(明治45年)に武岡軽便鉄道として創業し、合併などを経て1945年から福井鉄道として運航しています。大きな特徴は、車両のほとんどが低床型であることです。それに伴い駅のホームが低いことも特徴的です。

もともとは通常の高さの車両を使用していましたが、岐阜県の路面電車の廃線の際に車両を譲ってもらい、低床型の車両が福井鉄道のメインとなりました。2006年には全駅のホームが低床対応になり、個性のある鉄道へと変化。バリアフリーの観点からも利用者にとても喜ばれています。

また、2009年には福井鉄道の福武線が、国土交通省から全国初となる鉄道事業再構築実施計画の認定を受け、国からの支援を受けられるようにもなりました。

えちぜん鉄道との相互直通により福井県民の生活をより便利に

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_福井鉄道_ホームから撮影

2016年には福井鉄道福武線とえちぜん鉄道線との相互直通運転が始まりました。利用者からの要望が強かったこと、福井県からの後押しもあったことで実現に至りました。

本来であれば、相互直通運転は鉄道の建設段階から計画するので、今回のような事例はとても珍しいです。特に、低床型車両が運航できるようにえちぜん鉄道の駅に2種類の高さのホームを設置していただきました。

結果的に両線とも利用者数は増え、win-winの関係が築けました。さらに、福井県知事のマニフェストにある「公共交通機関の利用者を増やす」という項目にも貢献でき、相互直通運転は福井県に大きく貢献できていると感じています。

福井鉄道そのものを福井県の観光地にする

見出し3画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム _福井鉄道_ホームと電車

福井鉄道は生活路線なので、えちぜん鉄道のような観光地はありません。しかし、福井鉄道自体には他にはない魅力がたくさんあります。

「創業110年の歴史」「バラエティー豊かな車両」「登録有形文化財の木造車庫」など魅力的な部分を多くの人に知ってもらい、福井鉄道自体が観光地となる。そして、街の活性化につなげたいです。

なかでもF1000形車両「フクラム」と、ドイツ製イベント車両「レトラム」は人気が高く、ぜひ一度は乗っていただきたいです。

また、「福井鉄道・えちぜん鉄道 共通1日フリー切符」(おとな1400円 こども700円)を購入していただければ、福井鉄道とえちぜん鉄道を堪能していただけます。
福井を盛り上げるためにこれからも尽力していきますので、このコラムをきっかけに福井県に興味をもち、足を運んでいただきたいです。