「音楽の力(ちから)で、子どもたち・若い人たちの未来を支えたい!」還暦越えクリエイターの挑戦

N.Heart(はなもとなおき)さんは、DTMを使用した楽曲製作を手がけるクリエイターです。自ら作曲したオリジナル楽曲を発信し、子どもたち・若い人たちを応援しようとする彼の挑戦は、音楽の力を信じる、その一心から始まりました。音楽が「人生そのもの」と語るN.Heart(はなもとなおき)さんに、これまでら歩んできた道のりや、今後の目標について語っていただきました。
音楽を「聴く」側から「演奏する」側へ

物心がついた頃から、私は音楽が好きでした。中学3年生のとき、都会から転校してきた同級生が、私の音楽観を大きく変える存在になりました。彼は私の目の前でギターを弾き、自分で作曲までしていて、当時は彼を天才だと感じました。彼の提案で初めて作詞に挑戦したことが、私の音楽制作の始まりです。
一度作詞を経験した後、次もやってみようと思ったとき、不思議とメロディーが頭に浮かびました。そのメロディーを彼に聞かせると「ちゃんと曲になっているよ」と言われ、自信を持って作曲にも取り組むようになりました。高校では友人に誘われ、ドラムを始めることに。それまでは主に音楽を「聴く」側でしたが、「演奏する」側へと変わっていったのです。
高校時代には、アマチュアコンテストやライブにも参加し、自分の音楽を発信する場が広がっていきました。幼少の頃から運動や勉強が苦手で、自分に自信を持てなかった私にとって、音楽だけが自分を表現できる手段だと気づいたのです。そこから音楽は私にとって単なる趣味ではなく、人生そのものになりました。
音楽の力(ちから)で、誰かを応援したい

現在、私には大きな目標があります。それは「音楽の力(ちから)で、子どもたち・若い人たちを応援したい」ということです。私が製作したオリジナルインスト曲を発表・販売して、その収益を子どもたち・若い人たちの未来へと繋げてゆく…そんなプロジェクトをスタートさせたいのです。
私は、子どもたち・若い人たちの可能性を信じています。彼らは、まさにダイヤモンドの原石です。私は、自分なりの方法で彼らを後押ししたいと考えています。
このプロジェクトを実現するために、子ども支援・若者支援の活動をされておられる方々とコラボさせて頂きたいのは、もちろんのことですが…
先ずは、私のオリジナル楽曲を多くの方々に聴いて頂くことが先決だと考えます。
私の楽曲を多くの方々に聴いて頂けない限り、支援したくても何も無い…何も始めることが出来ない状態のままだからです。
では、どうやって私のような無名な素人の作品を多くの方々に聴いて頂くのか?
私が考えているのは、私自身が演奏している(ドラムを叩いている)動画を製作して発表することです。
なぜ、そのような動画を製作しようと思ったのか?
今回発表したい作品は、お世辞にも子どもたち・若い人たちにウケるような楽曲では、ありません。この作品を一言で表すならば【勇気】です。まるで闘いの大海原にいるような…勇気と共に、未来に向かって・勝利に向かって挑み続ける勇者の姿…「勇ましさ」をイメージしている楽曲です。熱く直向き(ひたむき)に強い信念を持ってチャレンジし続ける…そんな想いを込めた作品です。
この作品を誰よりも、1番に届けたいのは…子どもたち・若い人たちの側(そば)に居られる【大人】の方々です。子どもたち・若い人たちの側に居る【大人】が、元気で前向きで在り、勇気ある行動を・勇気ある「背中」を子どもたち・若い人たちに見せる事が出来ること…
『勇気ある背中』を見せることの出来る【大人】が増えること…
それこそが本当に大切なことなのだと私は思っています。
そのためには、私自身が自ら「勇気ある背中」を【大人】の皆さんに見せるべき。
私自身が【大人】をダイレクトに応援すべき。
そう強く思ったのです。
当然ですが、私1人では何も出来ません。
楽曲を製作する事は出来ても、動画を製作するノウハウなど私には、ありません。
多くの方々のお力添えが必要です。
また、本格的な動画を製作するとなると、それ相当のお金も必要なのでは?と思います。
そのための資金を集めるために、クラファンに挑戦することも本氣で考えています。
今までクラファンに挑戦した事など、一度もありません。
それこそクラファンのイロハも全くもって何も解りません。
冗談抜きで、私1人では何も出来ません。
本当に、多くの方々のお力添えが必要なのです。
今後、皆さま方に色々なことでお力添えを頂きたいと、心底から思っております。
あつかましいお願いばかりで、申し訳ありませんが…
どうか皆さま、よろしくお願いいたします。
多くの人に手を差し伸べられるような音楽をつくりたい

これからも作曲や作詞を続け、他の方が作詞したものにメロディーをつけたり、自分の楽曲をさまざまな方に歌ってもらったりして、多くのアーティストとコラボレートしていきたいです。
音楽には人を前向きにする力があると信じています。音楽を通じて、落ち込んでいる人の心に寄り添い、孤独を感じている人に温かな手を差し伸べられるような楽曲を、これからもたくさんつくり続けたいと思っています。
私自身、幼少期から劣等感を抱いていましたが、その経験が応援する気持ちを育んだのかもしれません。頑張っている人を自然に応援したいという気持ちが湧いてくるのです。そして、自分の子供の存在もその思いを強めてくれています。まだまだ子供に対して「背中を見せる」ことはできていませんが、負けずに頑張ろうと思う気持ちが、私の中に強く根付いています。