ママクリエイターの指南書 Vol.6〜初心者でもできる!簡単動画編集ツールの紹介と使い方〜

江田 可愛

江田 可愛

2025.10.01
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江田可愛(えだかあい)さんは、自分の「ワクワク」を軸に行動し続ける女性経営者です。2児のママとしての強みを最大限活かし、ママクリエイターのチームをつくり、自分らしい働き方をされています。連載第6回目のコラムは、「簡単動画編集ツールの紹介と使い方」がテーマです。

1. はじめに 〜動画編集をもっと身近に〜

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これまでのコラムでは、ママとして・クリエイターとしての考え方やマインドを中心にお話ししてきました。今回はちょっと実践的に、初心者でも気軽に使える動画編集ツールをご紹介します。動画編集と聞くと「パソコンに強くないと無理そう」と思われがちですが、最近はスマホ一台で直感的に作れるツールが増えています。ママだからこそ撮れる日常や子どもの表情を動画に残し、世界にひとつだけの作品にしてみませんか?

今回は、初心者でも安心して使える編集ツールと、その基本的な使い方をご紹介します。

2. 初心者ママにおすすめの動画編集ツール3選

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CapCut(キャップカット)【スマホ/PC両対応・無料】

  • 直感的でシンプルな操作性:スマホでも指一本で編集OK!
  • テンプレートが豊富:おしゃれなエフェクトや文字入れも簡単
  • スマホ完結でSNS向け動画が作れる:短い動画や縦型動画に最適

▶スマホで子どもの成長記録や商品紹介動画などを手軽に作りたい方にぴったり!


iMovie(アイムービー)【Mac/iPhone/iPad対応・無料】

  • Apple純正で安心:操作がとてもシンプルで、感覚的に使える
  • トランジションや音楽も標準装備
  • Mac派ママにはベストな入門ツール

▶Macユーザーで、まずは趣味やお仕事のPR動画を気軽に作ってみたい方に!


Canva(キャンバ)動画編集【PC/スマホ両対応・一部無料】

  • テンプレートが豊富すぎる!:文字だけでなく、動きのある動画も簡単に作成可能
  • スライドショーやSNS投稿向け動画が得意
  • サムネイルや資料との連携もスムーズ

▶「デザイン+動画編集」をひとつのアプリで完結させたい、SNSや講座資料を作りたいママにおすすめ!

3. 動画編集の基本ステップ

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実際に動画を編集する流れは、大きく以下のように進めます。

  1. 撮影:まずは素材を集めます。ママの強みは「子どもの一番いい表情を引き出せること」。プロじゃなくても、自分だからこそ撮れる表情を大切にしてください。
  2. カット編集:不要な部分を削除して、テンポよくつなげます。これが動画の基礎になります。
  3. 音声処理:声が聞き取りやすいように音量を調整し、ノイズを減らします。ピンマイクや静かな環境での撮影も効果的です。
  4. 色調補正:明るさや色味を整え、映像に統一感を出します。暗い映像は少し明るめに調整すると印象が良くなります。
  5. テロップやBGMを追加:字幕や音楽を入れて動画にリズムや感情を加えます。テロップは読みやすさを最優先に。
  6. 補足映像・トランジション:飽きないように写真や短い映像、場面切り替えの効果を入れて変化をつけましょう。

4. 構成やストーリー設計のポイント

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「ただ動画をつなげる」だけでなく、視聴者に伝わるストーリーを意識すると仕上がりがぐっと良くなります。

  • オープニングで惹きつける:冒頭3秒で「この動画は見たい!」と思わせるフックを入れる。
  • 流れにメリハリをつける:カットやテロップでテンポよく進める一方、見せたい部分は少し長めに。
  • エンディングで印象を残す:「ご視聴ありがとうございました」「次はこちらもぜひ!」など次の行動を促す。
  • 参考動画を研究する:自分が感動した動画を分析して、「どこが良かったか?」を取り入れる。

動画は情報を届けるだけでなく、共感や感情を動かす力があります。だからこそ「伝えたい想い」から逆算して構成を考えることが大切です。

5. まとめ 〜まずは楽しむことから始めよう!

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動画編集は、最初から完璧を目指す必要はありません。大切なのは、「やってみて楽しいかどうか」。音楽を入れたり、テロップを加えたり、完成した動画を家族や友人に見てもらうだけで、大きな達成感が得られます。

ツールは便利ですが、それ以上に大事なのは「撮りたい・伝えたい」という気持ちです。まずは今回紹介したアプリを使って気軽にチャレンジしてみましょう。そして「もっとやりたい!」と思えたら、プロ用ソフトにも挑戦してOKです。

ママだからこそ撮れる視点、ママだからこそ残せる日常があります。ぜひ自信を持って、一歩を踏み出してみてください!