経営者対談

日本ヴィーガン協会代表理事
室谷真由美 × ワクセル

今回のゲストは、モデルとして長年活動し、日本ヴィーガン協会代表理事、ビューティーフード協会代表理事を務める室谷真由美(むろやまゆみ)さんです。室谷さんはセミナーや講演会、メディア出演を通し、食の大切さを伝えています。

ワクセルコラボレーターの渋沢一葉(しぶさわいよ)さんと総合プロデューサーの住谷が、室谷さんが提唱されるビューティーフードについて詳しく伺いました。

ビューティーフードとは「身体の内側からキレイになる」食事法

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渋沢:今回のゲストは、身体の内側からキレイになる食を追究し、数多くのメディアで発信をしているモデル兼ビューティーフード代表理事及び、日本ヴィーガン協会代表理事を務める室谷真由美さんです。

10年前にヴィーガン食に出会って以来、ヴィーガン・オーガニックの店舗を3300軒以上食べ歩いたレポートがSNSで話題になっています。まず、ヴィーガン・オーガニックのお店が3300軒以上もあることにとても驚いています。

室谷:最近はラーメンやハンバーガーなど、ジャンクフードのヴィーガン食も増えてきました。原宿にある『THE GREAT BURGER』というお店は、普通のハンバーガー屋さんなのですが、ヴィーガンのラインアップも出していて、お肉を使っていないのにすごくジューシーでボリュームもあります。

さらにそのお店のすぐ近くにはヴィーガンドーナツのお店もあって、はしごできるくらいヴィーガンのお店ってたくさんあるんです。

渋沢:ヴィーガン食のラインアップが増えているということは、世間的にも求められているということですね。室谷さんが提唱されているビューティーフードに興味があるのですが、どういったものなのでしょうか?

室谷:ビューティーフードとは、身体の内側からキレイになれる食事のことです。ビューティーフードでは玄米を中心に、身近な気候で育った国産の旬の食材をしっかりと食べることが基本の定義となっています。

多くの方が食べる白米は、玄米を精米したものですよね。しかし実際は取り除いている皮に一番栄養があります。穀物も野菜も同じで、皮に一番栄養があるので皮も一緒に丸ごと食べることが、ビューティーフードの大きなポイントです。

「物足りない」ヴィーガン食のイメージを払拭したい

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室谷:ヴィーガンというと「ヘルシーだけどおいしくなさそう」「物足りなさそう」などイメージされる方が多いです。私はそういった固定観念をなくしたいと考え、ビューティーフードという言葉をつくりました。

「美容に良い」「食べることがダイエットになる」「罪悪感なく食べられる」そういった食べ物があったら食べてみたいと思いませんか?完全植物性の食材を食べることは素晴らしい食事法だということを伝えたくて、ビューティーフードの協会を立ち上げました。

よく「肉も魚も乳製品も卵も食べないと何を食べるの?」と聞かれますが、食べるものはたくさんあります。さっきも言ったヴィーガンのハンバーガーをぜひ食べてみてください。何も物足りなくありません。

渋沢:室谷さんがヴィーガン食に目覚めたきっかけは何でしょうか?

室谷:今はこんなに偉そうに食事について話していますけど、以前はスイーツばかり食べていて、スナック菓子など体に悪いと言われている食事のオンパレードでした。

それでもモデル業をしていたときに『ピンクリボン』(乳がん検診の推進をする運動)のイメージモデルの仕事をいただき、女性の健康や美について情報を発信する立場になりました。伝える側として何か資格を持ちたいと思ったときに出会ったのが『マクロビオティック』でした。

マクロビオティックに出会い食事を180度変える

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室谷:マクロビオティックと聞くと英語だと勘違いされるのですが、実は日本発祥の食事法なんです。いわゆる玄米採食のことで、玄米・みそ汁・納豆など質素だけど日本の伝統食をとることで体が整うという考え方です。

マクロビオティックの講座を受け大きな衝撃を受け、「これしかない!」とピンときて、180度食事を変えました。

住谷:食事を変えてから身体にはどういった変化が起こったのですか?

室谷:モデル業をしていたので「痩せてなきゃいけない」という使命感を持っていたのですが、それでもお菓子は食べたい。そのため、カロリーしか気にしていないような食事をしていました。

お菓子ばかり食べる食生活になっていて、花粉症、冷え性、便秘、肌荒れなどに悩まされていましたね。なかでもコレステロール値がひどくて、医者からは「このままだと血管詰まって死ぬよ」と言われるくらいでした。ただ、コレステロールが高くても、痛くもかゆくもなく症状がないので実感がなかったのです。

でもマイクロビオティックに出会い、食事を変えて2週間たったくらいにたまたま血液検査をしたら、コレステロール値がすとんと落ちていて、こんなに変わるのかと驚きました。食事を変えてからは、花粉症や肌トラブルといったつらい症状も改善され、食べても太る心配をしなくて良くなりました。

モデル業は「一生ダイエット」だと思っていましたが、今は好き勝手に食べたいだけ食べても体型維持ができています。

食べ物でなりたい自分をつくれる

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渋沢:「これを食べたら太るな」と心配する必要もなく、むしろ食べたら健康になるのがビューティーフードなのですね。ぜひ取り入れていきたいと思いました。

室谷:私たちの身体は、肌も髪も爪もすべて食べたものでつくられています。つまり食べ物をどう選ぶかでなりたい自分をつくることができるのです。

いま自分が食べているものが細胞になり、未来につながっていくので、お子さんに影響が出ることもあります。アレルギーやアトピーに悩んでいるお子さんが増えていると聞きますが、それも食べ物の影響が大きいのです。だからこそ、日々何気なく食べているものがとても重要だということを知って、少しだけでも気を付けるようになってほしいです。

ヴィーガン食や玄米をオススメすると「毎日やらないといけないんですか?」とよく聞かれますが、まったくそんなことはありません。本当にご自身のペースで週1回、月1回でもいいので取り入れてほしいと思います。

部屋の掃除を1年しないのと1カ月に1回するのとでは大きく変わりますよね。体もそれと同じです。ビューティーフードを取り入れると、食べながら身体のお掃除をしてくれます。デトックスをしてくれて栄養もとれる本当に素晴らしい食事法なので、ぜひ自分のペースで無理をせず取り入れてみてください。