宇宙SOH(葬・想)とは

いつかは星になるーーそんな夢を叶えたい。SPACEXの設立者イーロン・マスク氏からも支持を受けて、「宇宙葬」を立ち上げた葛西智子さん。本コラムは、そんな葛西さんによる連載記事です。第1回では、宇宙葬を立ち上げるに至った経緯を綴っていただきました。

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命の尊厳を形にする宇宙葬

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今回は宇宙葬(前半)についてお話しをさせて頂きます

「人の命の尊厳と心(真心)の大切さを生命の根源である宇宙へ…」

子供の頃から母との想い出の中に
「いつか星になりたい」
その想いを抱き続けていました
この想いこそが私の宇宙葬を行いたいと思った原点でもあります

小・中・高校と一貫して仏教の教えを学ぶ学生生活を送り、10年の時を経て葬儀の世界へと入った私今思えばこれは必然だったのかもしれません

気が付けば30年近い年月を葬送と言う世界に身を置き、沢山のご遺族の方達と携わる中で常に故人を「人」として最期迄お見送りをしたいと言う気持ちがありました
何故なら人は亡くなってしまったその瞬間(息が出来なくなった時)「人」から「物」扱いになってしまうのです
人として生きてきた故人の人生が未だ御身体はそのままなのに…

人の命=故人の尊厳を大切にしながら、人生のラストステージをプロデュースすることは、私の使命のようにも感じておりましたが、何か違うと常に感じていました

皆さんは自然葬という言葉をご存知でしょうか?

私は自然葬のプロデュースもさせて頂いております
命尽きた後にお墓の中ではなく「自然に還る」と言う供養のやり方です
日本では海へとご遺骨を散骨する「海に還る」海洋葬が主流であり
最近、「土へと還る」樹木葬が行われるようになりましたが、何か引っかかるものがあり、ふと子供の頃の想いが蘇ったのです

子供の頃、亡くなったら星になりたいと思っていた私
「星=宇宙=生命の源に還る」
宇宙葬こそが 人の命の尊厳を形にする葬送の儀だと、確信を持ちました

そう思ったらすぐに行動するのが私ですが・・・
今迄、葬儀業界の人達としか接することが無かった私は、自分で調べて人から人へとツテを頼りに、どうにか宇宙事業関係者とコネクションを持つことが出来、先ずは百聞は一見に如かず!

イーロン・マスクと組んで宇宙散骨

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2017年夏スペースポートツアーに参加しアメリカへ行き、目が点になるほどの刺激を受けながらも、宇宙散骨を行うのはアメリカの宇宙開発飛行会社のロケットを使用しなければならないことを知り、少しずつ構築しながら2017年12月には新会社(現在の)株式会社 SPACE NTKを設立

専門家のアドバイスを聞きながら翌年2018年にはアメリカで行われた宇宙国際開発会議にて「宇宙葬」を世界に向けプレゼンテーション

この時、生ジェフ・ベゾスの講演を聞き、後2,3年後には民間人が宇宙に行けるロケットをブルーオリジンは製作中だという事も知り、勿論そのほかの情報も入ってきたので、動くのは早い方が良いという事を察しました

たまたま、アメリカに行った時にSPACEXに勤める日本人の宇宙開発技術者を紹介され、私は英語が話せないので、その彼を頼りに「宇宙散骨する為のロケットを紹介して欲しい」と告げると・・・

1週間以内に返事が来ると、SPACEXのミッションの中に宇宙ゴミにならない宇宙散骨ができるロケットがあると言われ、さらにイーロン・マスク氏が人一人分の散骨もOKと提案してくれたのです
私が出会った彼はイーロン・マスク氏に近い存在の人だったと言うのが後からわかり、もうビックリです
あのイーロン・マスクから言われたらもうやるしかないですよね!

2019年の冬にSPACEXから了解を得てから約1年後の2020年10月契約書を交わし、色んな事てんこ盛りではありましたが、新しい事を仕掛けると言うのはそんなに容易くないという事を感じながらも、2022年4月2日01:24(日本時間)世界初のオリジナル人工衛星「MAGOKORO」号、宇宙散骨の打ち上げが無事成功致しました

今回、人間やペットのご遺骨や毛髪などのDNAを宇宙に散骨する宇宙葬だけでなく、ある子供達の想いなどからメッセージカードや短冊などの『想い』も宇宙へ届けたいとの言葉をいただき、『MAGOKORO X プロジェクト』を立ち上げ、『宇宙SOH(葬・想)』事業へと領域を広げることになりました

この続きは次回「宇宙SOH第一弾はどのような人が参加したのか」等についてお伝えしたいと思います
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鉄道だけではない!京都丹後鉄道の地域課題解決への取り組み

北近畿の西舞鶴・豊岡・福知山を結ぶ京都丹後鉄道。最先端の決済技術の導入など、大手鉄道会社に先んじて、さまざまな取り組みを行っています。そんな鉄道会社が地域社会にもたらす課題解決とはどのようなものでしょうか?ユニークな取り組みの数々を紹介します。

京都丹後鉄道について

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京都丹後鉄道は、北近畿の西舞鶴・豊岡・福知山を結ぶ鉄道です。元々は第三セクター鉄道会社である北近畿タンゴ鉄道株式会社が運営していた路線を、2015年4月1日より上下分離方式でWILLER TRAINS株式会社が運行を担っています。

地方のローカル線のなかでも総営業キロは長く、私鉄の小田急電鉄と同程度の規模を誇ります。JR西日本の複数の駅とも接続しており、地域の足として活躍している路線です。

また、観光目的でも多く利用されています。沿線には日本三景の1つ天橋立や舞鶴、城崎温泉など観光名所も数多くあり、海や山などの自然に囲まれ、豊富な食材にも恵まれ魅力的な路線です。

大手に負けない先進性と地域密着

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京都丹後鉄道は、鉄道業界で最先端の取り組みを行っています。スマートフォンのMaaS(マース)アプリによるQRコード決済や、三井住友カードやビザ・ワールドワイド・ジャパンらと提携して、Visaのタッチ決済によるキャッシュレス決済サービスをいち早く取り入れました。

地域に根ざした運営をしていくことにも取り組んでおり、予約制・レストラン列車「丹後くろまつ号」では、地元の飲食店が地域の食材を使ったメニューを考案し、こだわりが詰まった特別なお食事を提供しています。

丹波・丹後地域にゆかりのある明智光秀が大河ドラマで取り上げられた時は、伝統料理や郷土料理をお楽しみいただける「戦国イタリアンコース」を運行するなど、半年ごとに趣向を凝らした企画を行っています。

地方社会の課題解決

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人口減少、高齢化など様々な社会課題がある日本。特に、地方では高齢化のスピードも早く、過疎化が加速度的に進んでいます。課題としては、子育てや介護、マイカー中心の生活などが挙げられます。

鉄道だけではなく、バスやワンマイル交通(※)「mobi」など地域公共交通とのネットワークを構築し、インフラ全体を支えていくことで社会課題を解決をすることにWILLERグループ全体で取り組んでいます。

今後も京都丹後鉄道は、地域の皆様に愛される鉄道を目指し、沿線地域の発展へ貢献していきます。

※グループ内でエリア定額乗り放題サービス「mobi」を提供
(参考:https://travel.willer.co.jp/maas/mobi/