働く時間を”いきいき”と充実した時間にするために

今回からスタートする臨床心理士の重光咲希さんのコラム。働く時間をいきいきと喜び、満足感を持って過ごすためのヒントをお伝えしていきます。第1回は、周りの人を気にかけること、自分の強みを発揮することについて教えていただきました。

あなたにとって働くとは、どういうことですか?

「幼い頃からの夢を叶えている。」あるいは、「生きるためのお金を稼ぐ、仕方ないこと。」「仕事は辛いもの。」「言われたことだけをすれば良いもの」など、様々な考えの人がいるかと思います。

どのような人でも、人生において「働くことに費やす時間」は多く、その時間をどのように過ごすかによって人生の満足度にも影響があるのではないでしょうか。私は、臨床心理士として、働く時間を“いきいき“と充実した時間とするためのサポートを行なっています。

今回の記事が、あなたが働く時間をいきいきと喜び、満足感を持って過ごすための視点の一つとなれば幸いです。

「働く」とは「はた(傍)」を「らく(楽)」にすること。

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『「働く」という言葉は、「傍(はた=周りの人)」を楽(らく)にする」ことから成り立っている、誰かの役に立つことが「はたらく」である、という見方があります。』

(引用:野口雄志「君たちはどう「はたらく」か?」セルバ出版,2021年8月13ページ)

こちらは諸説あると言われておりますが、私は「働く」をこのように考えることは自分の仕事を誇らしく思うことができる、素敵な考え方だと思っています。

「あなたの仕事、働きは誰かの役に立っている。」

組織の規模や携わるフェーズによって、直接お客様の喜んでいる姿が見える人と見えない人がいるとは思いますが、全て繋がっていて必要な存在なのです。当たり前のことに感じるかもしれませんが、改めて「自分の仕事は誰かの役に立っている」と自分自身で自覚することが大切だと考えます。

その時に、どんな人の役に立っているのかも具体的に想像できると、もっと自分自身も嬉しくなるのではないでしょうか。そのような視点を持つと仕事が“辛いもの”や“仕方なく”という時間でなく、自分にとっても周りにとっても嬉しい時間にできると思います。

とはいえ、仕事をする上では苦しい時や辛い時、自分ではどうしようもできない問題にぶつかることもあるかと思います。

一人で抱え込まずに相談しよう

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そんな、悩みやストレス、不安や課題を抱えたときには、一人で抱え込まずに誰かに相談することを手段の一つとして心に留めておいてください。職場や身近な人で相談できる人がいると心強いですが、いきなり職場の人に相談するのは、ハードルが高かったり誰に相談したら良いかわからないと感じる方もいると思います。

そんな時には、厚生労働省の「働く人の『こころの耳相談』(https://kokoro.mhlw.go.jp/tel-soudan/)」など外部機関に相談することも一つの手段です。一回の相談ですぐに解決!とまではいかなくとも、話すことで考えがまとまったり具体的な解決のための行動が見えてくるかと思います。

また、職場の関係づくりの工夫としては、自分に余裕がある時には、自分から周りの人を気にかけてあげることも大切だと考えています。自分が話を聞いてあげる、または、解決のサポートをするということではなくても、相談できるところを一緒に探したり、気にかけているよという姿勢を見せることも助けになっていると思います。

普段から職場全体で助け合う雰囲気が築けていれば、自然と自分が助けたり助けられたりできる温かい環境をつくることができます。

強みを活かす

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また、働く時間を“いきいき”とする上で欠かせないことは、「自分の強みを活かすこと」です。

しかし、自分の強みは、“当たり前だ”と思いやすく自分ではなかなか気づくことが難しいものです。そのため、自分で自己分析をすることも大切ではありますが、周りの人に聞くことや強み診断ツールを使うなど客観的に自分の強みを知る方法もおすすめです。

強み診断ツールは、いくつもありますが、私が最もおすすめする「強み診断ツール」は、ストレングスファインダーです。

ストレングスファインダーは、強み心理学の父ドン・クリフトンが開発した、自分の強みを診断できるテストです。この診断でわかる自分の強みは、単に長所という意味合いではありません。

その人が意識しなくても自然とできる行動・思考・感情のパターンを表します。そのため、どんな時でも強みが+に働くとは限らず、時には、強みがマイナスに働いてしまうこともあります。

自分の強みを理解することで、強みを状況に応じてコントロールすること(強みをより効果的に使い、弱みを管理すること)ができます。

さいごに

“いきいき”と自分の強みを活かして働くことからメンタル不調の予防までの施策は、個人の努力だけではなく職場全体での変革が必須と考えます。また、適切な施策は職場ごとに違うため、ご興味を持ってくださった際にはぜひお気軽にお問い合わせよりご相談ください。

お問合せ窓口
https://glitconsulting-com.secure-web.jp/secure/

家事にどのくらい協力的?「兼業主夫」チェックリストで確認!

家庭の仕事は女性がやるべきという文化は古くなり、「主夫」「イクメンパパ」「兼業主夫」なんて言葉を耳にするようになってきました。男性がどのくらい家庭に貢献できているか、『兼業主夫協会』の会長である、“兼業主夫パパ”と一緒にチェックしてみましょう。

こんにちは!9歳・6歳・3歳の子供の子育てと仕事に奮闘する兼業主夫パパです!

世の中の多くの男性に、“兼業主夫”という道を示したいと思い、日夜実践そして布教活動に従事しております。

皆さんは、“兼業主夫”という耳慣れない言葉を聞いて何をイメージしますか?

「兼業主婦」=ワーママは聞いたことあるけど、「兼業主夫」って“イクメン”?でしょ?と思っている方も多いのではないでしょうか?

しかし、兼業主夫を侮る事なかれ!

これからの時代の新トレンド「兼業主夫」についてご紹介できればと思います!

兼業主夫の守備範囲を確認☆

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早速ですが、パパの家事・育児の協力度チェックリストを用意してみたので、どれぐらいパパ自身もしくはパートナーの方が行っているか確認してみましょう。

(育児編)
□ おむつの取り換えをしている
□ 子供の着替えをサポートしている
□ 保育園への送迎どちらか一方をしている
□ 子供の勉強・宿題をサポートしている
□ 子供を公園に連れて行っている
□ 子供の食事をサポートしている
□ 子供を入浴させている
□ 子供の爪切りをしている
□ 絵本の読み聞かせを行っている
□ 予防接種を一人で連れて行っている
□ 歯磨きのサポートをしている
□ 寝かしつけをしている

(家事編)
□ 朝ごはんの準備をしている
□ ゴミ出しを行っている
□ 掃除を行っている
□ 皿洗いを行っている
□ 洗濯を行っている(干す作業や取り込む作業)
□ 食事にかかる買い物に行っている
□ 夕ご飯の準備をしている
□ お弁当を作っている

これらの20個のチェックのうち、何個が該当したでしょうか??

チェックの数が0~2個

奥さんは大変不満に思っているかもしれません、まずは今すぐにでもチェック数が増えるように行動をしましょう!

チェックの数が3~7個

ご自身としては結構家事・育児を行っているという感覚の方が多いのではないでしょうか。確かに、一昔前ならば家事・育児に協力的なパパという印象かもしれませんが、共働き家庭においては最低限のサポートだと認識したほうがいいレベルだと思います。

チェックの数が8~12個

イクメンパパレベル!このチェック数の方は、ご自身がイクメンであると認識している可能性が高いですし、非常に家庭に協力的だと思います。これぐらい協力的な世のパパが増えると、よりよい家庭が増えるのではと思っています。

チェックの数が13~20個

兼業主夫レベル!このレベルまで来ると協力的という言葉ではないと理解してください。協力ではなく、主体となって家事・育児を行っています。非常に先進的なイメージを持たれるかと思いますが、私が目指しているパパの家事・育児の貢献度はこのレベルです。

大事なことはチェックリストを100%にすることではない

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実際にすべてを100%しなくても、ほぼすべてのチェックボックスの内容を一通りパパだけで行えるというのが、ママが仕事に本気で従事するためには重要だと思います。

そもそも主婦(主夫)の定義って何だろうかと思い調べてみました。

主婦(しゅふ、英:「housewife」あるいは「homemaker」)は、一般に家事・育児を主にする既婚(もしくは内縁)の女性をいう。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア』

皆さんも定義を見て、2つの考え方が出るのではないかと思います。

1つは、「主に、家庭で家事・育児を担当する女性」

もう1つは、「家庭の中で家事・育児を主に担当する女性」

多分、今までの認識の多くは1つ目の考え方なのではと思っています。一方で、定義だけを見ますと2つ目の考え方も十分に主婦ととらえることが出来るはずです。

男性も家庭進出して兼業主夫に

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それでは私が考えている、兼業主夫の定義です。

「兼業主夫とは、家庭の中で家事・育児を主に担当しながら、仕事をして収入を得ている男性」と考えます。そして、主婦の定義にもあるような「PTAや自治会などで役員を務めて地域社会に貢献している」という家庭外でも、「収入を得るため以外の活動にも従事している」という点も重要なポイントだと考えています。

このように定義を見ていくと、なかなかハードルが高そうだと感じますが、大事なことは自分ができる事から少しずつコツコツと担当可能な領域を増やすことだと思います。

女性の社会進出が叫ばれている世の中において、男性側も家庭進出が非常に大事だと思っています。特に、少子高齢化の中で子供を多くのパパが主体的に育てる事はこれまで以上に重要になってきます。

これから家事や育児も積極的に頑張ろうとしている男性の方も是非、一緒に少しずつステップアップをしながら兼業主夫を目指していきましょう!