医療介護福祉の課題を解決し架け橋に!盟友と挑む株式会社WiiB創業秘話

株式会社WiiB(ウィーブ)は、千葉県千葉市を拠点に2025年10月に設立したばかりの会社です。共同代表を務める糸日谷 直樹(いとひや なおき)さん、飯野 優(いいの すぐる)さんに起業のきっかけや事業への想い、今後の展望などを熱く語っていただきました。
医療介護福祉業界の課題解決に向けて一念発起

糸日谷さん:
この会社でやりたいことは、医療介護福祉施設およびサービス事業者の現場の課題解決です。現場に人として入って、業界のコンサルティング、伴走支援をしていきたいです。医療介護福祉の業界は、展示会などで商品やサービスを展開してはいますが、実際の現場に行き届いていないのが現状です。私たちが良いと思うものを紹介、販売代理などをしながら、現場の課題解決に役立つ商品やサービスを提案していきたいと思っています。
会社のビジョンは「お客様と共に歩み、信頼し、未来を想像できる存在」です。サービスを導入してくださる方やお取引先、理念に共感してくださる方など、すべてのステークホルダーと同じ目線で歩みながら信頼関係を築き、その先の未来を共に描き、実現していく存在でありたいと考えています。
共同代表の2人とも、前職は調剤薬局や福祉用具の貸与をやっている会社で営業をしていました。介護施設に営業に行き、自分で通院が難しくなった高齢者の方が施設の中でお薬が必要だけど薬局にいけない、という場合に、介護保険で訪問薬局というサービスがあるのでそういうサービスを入れませんか、と提案する営業です。
ただ大抵どこの施設でもそういったサービスは取り入れていて、自分たちが入るメリットは値段が安くなるくらいのことです。それよりも社内の業務改善、DXが入らないといった課題や、業界全体の問題として入居者が入らない、働く人が辞める、採用が困難といった課題のほうが困っている、と。それを知って、「こういうことで施設は困っています」と起案したほうがサービスを提供しやすいのでは、と会社に伝えたのですが流されてしまって。結局その会社の仕事では、本当に困っていることの課題解決に向かえなかったのです。それって本当に人や施設の役に立っているのか、もどかしいというのが強くあり、「それなら自分たちでやろう」と思い立ったのが会社を立ち上げたきっかけでした。
飯野さん:
自分たちのサービスを提供するとき、現実には他の課題感や悩みもあって、遠回りしてでもやらなければいけないことはあると思うのですが、最短距離でしか選択肢を与えられなかった。そこに対して、我々が提案しても受け入れてもらえなかったり理解してもらえなかったりしたもどかしさ、ストレスみたいなものがありました。このまま会社に居続けても良くならないと思いましたし、転職しても同じ壁にぶつかってしまうのでは、という想いもあって、医療介護福祉の現場で困っている人を助けたい、もやもやをスッキリさせたいと思い、2人で立ち上げました。
営業時代に切磋琢磨した盟友だからこそ立ち上げられた会社

飯野さん:
会社の理念はBridge to Well-being(ブリッジ トゥ ウェルビーイング)。「Well-being」は心身共に健康な状態、豊かな状態プラス人との繋がりを社会的に持つこと、Bridgeは架け橋の橋。心身共に健康で幸せを送る架け橋となるために、という意味です。介護施設や医療福祉の現場は頑張っても評価されにくい風潮の中で、その価値をきちんと示したいし頑張ってもらいたい、知ってもらいたいという想いがあります。やりがいがあって、人の役に立てていることを幸せに感じて欲しい。それが会社の理念としては強いです。
社名のWはWell-being、BはBridgeの頭文字、間の「ii」は糸日谷、飯野の頭文字を取って、我々が導く存在になりたいと思って入れました。社名の案は飯野、ロゴは糸日谷がつくったものです。
糸日谷さん:
僕と飯野は前職の入社時期が近くてほぼほぼ同期で、お互いに営業で切磋琢磨していました。ドラゴンボールの悟空とベジータみたいな(笑)。2人で競い合っていたので、いつしか認め合えるようになって思いも似てきていて。
僕から見た飯野は、有言実行とやりきる力があって、そこを一番リスペクトしています。リーダーになった時期もほとんど一緒で競争する中で、実績をつくるのは彼のほうが早かったです。決めたことを何が何でもやりきる、言葉は推進力というか、やると言ってやれなかったのを見たことがありません。そこが彼の強みで、今後も力を貸してほしいと思っています。
飯野さん:
自分から見て糸日谷は、自分に足りないものを持っていると思っています。自分は営業のほうが得意で、資料を作ったりパソコンを使ったりするバックオフィス作業は苦手、飽き性なので、そちらの作業が得意な糸日谷にはとても助けられています。営業においても自分の考えに共感してもらえる部分と糸日谷の考えている部分とが納得できて、より自分の考えが広がるというのを感じています。仕事の良き相談相手であり理解者であり、盟友。2人だからこそ自分もやろうと思いましたし、彼がいなかったらできなかったと思っています。
糸日谷さん:
昔からお節介気質なので、我慢して会社員をやって給料をもらうより困っている人がいたらそこに対して何かをしてあげたい、という思いが強いのです。今でいう現場の介護職員、高齢在宅で面倒を見ている介護されている方も含めて、医療介護福祉に関わる人たちの何かきっかけづくり、僕たちが架け橋になれるようにという使命感を持った仕事をしていこうと思っています。
飯野さん:
医療介護福祉は業界のかなり重要な存在だと思いますし、現場で頑張っている職員さんの力になりたいという想いがあります。私も糸日谷も会社員だった時期があり、現場の大変さや楽しさ、辛さを重々承知しているので、心身共に健康であれるよう架け橋となって、現場に力を貸していきたいですね。