地方創生『マチオコシ』と採用支援サービス『ヒトオコシ』を展開。ゲーム感覚で生み出す新時代のマーケティング

ワクセル編集部

ワクセル編集部

2024.07.20
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副業で始めたホームページ制作をきっかけに、『マチオコシ株式会社』を立ち上げた三浦諄大(みうらあつひろ)さん。地方を支援する『マチオコシ』、SNSを活用した採用支援『ヒトオコシ』などの事業を中心に活躍されています。副業を始めたきっかけや会社設立に至るまでの経緯、次々と事業を起こし発展させる秘訣についてお話を伺いました。

ゲーム感覚でレベルアップを楽しむ

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_三浦諄大さん_勉強会

僕が開業したのは2022年です。その前までは普通に会社員をしていました。当時はコロナ真っただ中だったので外に出ることもなく、何か挑戦したいと思いMacbookを購入して勉強を始めたんです。

当時はホームページをつくること、YouTubeでもキラキラしたのが流行っていたので、HP制作、フロントエンドのコーディングの勉強を始めました。スタバでMacbookを開いているのって、何となくかっこいいじゃないですか。それにHPは形に残るので良いなと思ったんです。それが21歳くらいですね。

最初は知り合い経由でホームページをつくって欲しいという話がきて、無償で制作していました。そのうち少しずつ知人経由でお仕事をもらえるようになって、どんどんのめりこんでいったんです。本業の収入を超えたあたり、2022年の6月に個人事業主として独立して、『マチオコシ』という屋号で始めました。

起業した当初は想像した以上に泥沼でした。実績が少ないですし、自分や商品の魅力を伝えるのがすごく難しかったです。経営者の方に直接学びに行ったり、現場でも知見を得たりしながらレベルアップしていったという感じです。

自分の性格上、経営というよりはゲームしている感覚なんです。お金を使うのも楽しいですが、自分の制作物や実績、口座の金額が増えていくのがうれしいですね。ファイナル・ファンタジーのゲームのような感覚です。会社員のときからそういう性格なので、何かを学べば他の人より先に進んでいける、という感じで、非常に毎日が楽しいです。

会社員から経営者になって、責任問題の違いはあるかと思っています。この立場になったからこそわかりますが、会社員の頃は誰が責任をとってくれていたんだろう、と思うことがあります。そこが一番大きな違いであり、楽しめる要因です。

SNSを活用した採用支援サービス『ヒトオコシ』を展開

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_三浦諄大さん_WEBコンサルティング

弊社のメイン事業は、企業に対するWebコンサルティングです。ホームページの制作やInstagramの代行、公式LINE、TikTokの運用などです。現在はSNSを活用した採用支援『ヒトオコシ』というサービスを展開しています。

また、ローカルのマーケティングをサポートする事業も行っています。ローカルで発信力を持つ企業はまだ少ないのが現状です。そのような人や企業のマーケティングをサポートする事業なども行っています。

「三浦さんならできますよ」と言ってもらえるケースが最近増えてきました。元々は営業もイベントも向いていないと自分では思っていましたが、向いてそうと人から言われたので、その気になってやってみたという感じです。

人に勧められたり、何かを吸収したりするということに関して、プライドがあまりないかもしれませんね。その一方で、自分へのプライドは高いと思います。たとえば「人に会う時にだらしない服装をしている自分が嫌いだ」というようなプライドはありますね。

「三方良し」のバリューで『マチオコシ』

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弊社のミッションが「地方企業に最適なマーケティングを」というところにあります。ビジョンとしては企業・地域の広告塔となること。企業に関しては、マーケティング事業で集客や採用の課題を直接的に解決していきたいと考えています。

他には、地域を発展させていきたいので、自分でイベント企画を立ち上げて、さらに多くの人を盛り上げていきたいです。「ローカルにはこんな魅力がある」と発信していける会社にしていきたいので、『マチオコシ』という名前にしました。広告費がないから広められないというような人たちもいるので、代表者として人集めをするなど、考えているアイデアはあります。

自分の中でバリューに掲げているものが、”自分も良い”、”世間も良い”、”企業も良い”「三方良し」の関係を築くことです。トータルで考えたときに誰かが損をするのではなく、全員が良いよね、という関係を築けるのが僕の中での信念です。