一歩踏み出す勇気を与えたい、人生を彩るイルミネート事業とは

鈴木 美穂

鈴木 美穂

2025.08.07
column_top_SuzukiMiho.jpg

鈴木美穂(すずきみほ)さんは2018年に株式会社ViaPordoを創業し、自由で斬新なアイデアを武器に、クライアントの課題解決に貢献してきました。2023年からは「イルミネート事業」を立ち上げ、現在に至ります。独立を決心したきっかけや、今後の展望について語っていただきました。

最初に始めたのはイルミネートドレス

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_鈴木美穂さん_イルミネートドレス.jpg

私は現在、いつまでも美しく素敵に歳を重ねたい方のためのドレスを提供するイルミネートドレス事業をしています。

今の仕事を始めたのは大学生時代に3カ月ほどニューヨークに滞在したことがきっかけです。19歳のときに付属大学に入り、在学中に特にやりたいことが見つからず、信頼できる高校の先生に将来について相談しました。そのときに「海外に行ってみたら?」と提案を頂き、何か刺激的なことがあるんじゃないかと期待でワクワクしたのを覚えています。

滞在中のニューヨークでは多くの出会いからさまざまな方とお話しし、私の価値観を変える経験ばかりでした。奇跡的にも、世界的に有名な方ともお会いすることができ、その方の「目の前の人が何をしているのかより、どんな人かを知りたい」といった人の見方にすごく感銘を受けました。

そこで人の面白さに気がつき、日本に帰国後はさらにたくさんの人に会いたいと思い、バーで働き始めました。そこで気付いたのが夢や理想はあるのに土台が整ってないために踏み出せない人がたくさんいること。それぞれ個性豊かで魅力的なのに勇気が出ない、そんな環境を日本がつくり出しているとも感じました。

皆が一歩踏み出せる土台をつくることが私の使命と感じ、ドレスを着るのが好きだったことから、まずは人の人生を彩る事業としてイルミネートドレスの事業を始めました。

自分の将来への準備をイルミネートドレスで人生を彩る

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_鈴木美穂さん_セカンドウエディング.jpg

イルミネートドレスは主に年配の女性向けです。60代までは家族や仕事に時間やお金を使っていたけれど、これからは自分のためにお金と時間を使って、より人生を輝かせていく人が増えればと思っています。イルミネートドレスは「セカンドウェディング」という形で結婚式や誕生日をお祝いでの活用、金婚式や銀婚式、還暦や喜寿のお祝いなどの特別な瞬間はもちろん、エンディングドレスとしても着用することができます。「綺麗でありたい」という気持ちは高齢者になっても同じ。人生最期の日まで、女性はいつまでも輝く日があってもいいし、それが生きるモチベーションにもなります。

また、今の会社の名前でもある『Via Pordo』とは世界共通言語のエスペラント語で「あなたの扉」という意味です。誰もが持っている魅力を活かせずに閉じ込めたままではなく、一度扉を開いてしまえば自分の当たり前の世界になるという意味があります。

私は、関わった方にその方自身の可能性に気付かせ、扉を開く手助けをします。やりたいことがあるのにできていない人や、自分の才能にまだ気付いていない人とともに「なにが一番あなたを輝かせるのか」を見つけ出すのが私たちの使命です。

イルミネート事業を通して新しい知識やワクワクを共有していきたい

見出し3画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_鈴木美穂さん_海外の街並み.jpg

今後は、オーストラリアに渡航し、海外の情報を取り入れながら「自分らしさ」を見つけていきたいと考えています。終活や支援の形を海外の見た目や考え方も取り入れつつ、中身は利他的な日本人らしさを大切にしていきます。イルミネートドレスを通して終活をすることで余生を楽しめるよう、ここでしか体験できない価値のあるコンテンツとして発信していきます。

自分が単純に好きな事を伝えていきたいのと今まで知らなかった知識の習得や体験、ワクワクを皆さんと共有し、与え続けていきたいです。

著者をもっと知りたい方はこちら