21年のキャリアを経て『おなかの専門店』を創業「腸もみで多くの人の不調を改善したい」

松井 行秀

松井 行秀

アイキャッチ画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_松井行秀さん_プロフィール

『おなかの専門店 PIONA』の代表である松井行秀さん。長年にわたり整骨院で働いてきた経験から、独自の『腸もみ』と東洋医学を掛け合わせた施術方法で、お客さまの症状改善と再発防止を大切にしてます。今回のコラムでは、松井さんが開業するまでの経緯や今後の展望などについて伺いました。

仕事に生きる喜び

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_松井行秀さん_腸もみ

開業するまで私は、ひたすら働く毎日でした。柔道整復師(整骨院)の専門学校に通いながら、整骨院でバイトしたのち10年間は同じ院で働きました。祖父母から「石の上にも10年」と言われてきたので、その教えを忠実に守りました。

整骨院で働きながら鍼灸の専門学校にも通い、卒業と退職が同じタイミングだったこともあり、その後は日本国内を1人旅しました。

旅の途中に知り合いから、ベンチプレスの世界チャンピオンや競輪の年間総合チャンピオンなど、日本トップのスポーツ選手が多く通う整骨院を手伝って欲しいと打診がありました。

夜は整骨院でアルバイトをしながら、午前中はクリニックでも勉強しながらアルバイト。さらに、鍼灸でもマニアックな部分を勉強したかったので、週末は鍼灸のアルバイトをして、毎日働きまくっていました。

ここまで働き続けてこれたのは仕事が好きだからです。自分の考えと原因が一致して、ぴたっと症状が変化し、患者さんの悩みがなくなったときにとても楽しさを感じます。

『おなか専門店 PIONA(ピオナ)』を開業

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_松井行秀さん_腸もみPIONA

整体を21年間ひたすらやってきて、2019年に満を持して独立しました。おなか専門のサロンをやろうと思ったのは、アルバイトをしていたクリニックで「腰が痛いので施術して欲しい」と、頻繁に相談を受けていたのがきっかけです。

実際に腰を施術するより、お腹を触る方が一気に症状が改善しました。お医者さんが悩んでいることをお腹を整えることで解決するならば、たくさんのニーズがあって喜んでもらえるのではないかと考えました。

周りにも相談してみたところ、「おなかの専門店はないのでやってみたら」と後押しされたこともあり、開業に至りました。いざ独立するときは恐怖がありましたが、前職のクリニックを退職することが決まっていたので、突き進むしかないと覚悟を決めました。

東洋医学とのコラボレートで腸もみを差別化

見出し3画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_松井行秀さん_腸もみのこだわり

仕事に対してこだわっているポイントは、周りと差別化することです。一般的な『腸もみ』はオイルを使用することが多いですが、うちでは使用していません。東洋医学のツボを使ってあげた方がお腹には変化が出やすいので、東洋医学とコラボレートして施術しています。

これから起業を考えている方は、0から1をつくるうえで人脈づくりが大切だと思います。私の場合は、ただ施術をするだけの関係で終わりたくありません。お客さまの色んな悩みを聞くなかで、相手が求めている人が僕自身の知り合いにいたら、友人や別の団体の知り合いなどにつなげるようにしています。

現在の店舗は大阪と京都のみですが、今後は他府県や海外で悩みの持っている人に向けて、多店舗展開していきたいですね。

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