
畑違いの業界から美容事業へのチャレンジ。本当の美容を伝える伝道者としての道
岡田清美(おかだきよみ)さんは、金融業界に従事したのち、コスメ業界に転身。ブランド「マナヴェル」を設立し、化粧品業界の常識を変えていくために事業展開をされています。さまざまな出会いをきっかけに、化粧品業界の常識を変えていくために活動されている岡田さんが大事にしていること、今後の展望についてお聞きしました。
大好きなコスメを仕事に。ブランド立ち上げのきっかけとは
もともと金融機関で仕事をしているときに、実家の事業を引き継いだ弟の知り合いの方がきっかけで株式会社T-One Planningの安田さんと知り合い、化粧品開発の会社に入りました。その会社で「manabuwell(マナヴェル)」というブランドを立ち上げました。
今やっていることは、事業展開をしつつ化粧品のアイテム数を増やしたり、美容のイベントの企画をすることです。化粧品に関しては、もともと”コスメ番長”と呼ばれるほど化粧品やコスメが大好きだったことが功を奏して、今の仕事につながっています。
ナチュラルコスメとオーガニックへのこだわり
以前は、いわゆる”デパコス”といわれるコスメにお金をかけていましたが、今は自分の肌の回復力と植物からの最小限の水分・保湿で充分潤うことに気が付き、素朴な成分と水で保湿を保つナチュラルコスメをつくっています。完全なオーガニックとまではいきませんが、オーガニックの良さを取引先の会社様などから学んで、取り入れていこうとしているところです。ナチュラルな成分が良いと注目したのはここ5~6年の話です。
ナチュラルコスメに注目したきっかけは、「出会い」でした。ナチュラルに特化した商品を扱っている会社様の話を聞いたときに自分の中に刺さるものがありました。そこはお母様から代々やられてるところなんですが、美容医療に頼らないアロエベラなどの天然成分でつくる化粧品に特化されていました。その方の話を聞いて、よりナチュラルの重要性に気が付きました。
現状、関西地方は関東よりオーガニックの良さが伝わるのは遅れていると思っています。オーガニックの良さがわからないから金額で購入を決めてしまう、という人が多いのは事実です。化粧品やコスメは使っているうちに体内に蓄積していくものです。からだに化学薬品が蓄積していって、気が付いたときには健康を害してしまい、後悔しても遅い、ということにならないためにも、今からその大事さに気付いて、使う化粧品にこだわることが大事だと考えています。
マナヴェルのこだわりと今後の展望
マナヴェルの化粧品は、アンチエイジングに特化しており、純度99%のお水と鉱物性の水溶性シリカを使っています。シリカは骨密度やホルモンのように体内から減っていくものなので、補っていく必要があります。シリカ水や温泉水など、飲んで内側から補っていくシリカは有名ですが、外側、お肌から補っていくシリカはまだ有名ではありません。お肌に膜を張るように化粧品を使い続けると、ヒアルロン酸とコラーゲンが結びついてハリを与えてくれるといわれています。
今後の展望としては、よりオーガニックの化粧品のラインナップを増やしていくこと、そしてそれが全国にマナヴェルが知れ渡るように、「本当の美容・うそのない美容」を伝えるイベントをしていきたいと思っています。
