心の奥底にある”本当の自分”を引き出す『真我プロカウンセラー』とは

法華津 和徳

法華津 和徳

法華津和徳(ほけつかずのり)さんは、地元の九州で内装業の職人として働き始め、33歳で出会った1冊の本をきっかけに、人生が大きく変わりました。そして、40歳で上京し『真我プロカウンセラー』として活動をスタートします。今では100歳まで現役で活動し続けることを目指している法華津さんに、『真我プロカウンセラー』の真髄を伺いました。

33歳で出会った本が人生を変えた

私は、相手の心の1番深いところに在る本当の自分、つまり「真我」を引き出すお手伝いをする『真我プロカウンセラー』として、夫婦で活動しています。開発者である佐藤康行先生が編み出したこの方法は、どんな問題もすべて解消する最高の人生展開メソッドです。

私がカウンセラーになったのは、ちょうど11年前です。40歳のときに、21歳から始めた内装業の職人を辞めて、カバン1つで福岡から上京してきました。今では、こうやって自分の考えている思いを話せるようになりましたが、もともとは、人とのコミュニケーションが苦手で内向的な人間でした。

そんな人間だったので、父に将来のことを相談した際に「お前は職人になれ」と言われて、内装業の親方を紹介してもらい、約20年間、その親方の元で弟子として働いていました。

そこで気づいたのは、自営業や職人でも「自分の考えを正しく話せないとダメだ」ということです。やはり仕事が切れてしまったら、自ら営業に行く必要が出てきます。「苦手だ」「できない」とは言ってられなくなります。

私は、コミュニケーションが苦手な自分を変えたいと思い、まずは本屋に行きました。しかし、セールスの本を探してみても、生命保険などのトップセールスの話し方に関するものばかり。どれも本質的なことは書かれているものの、実際にどう応用すればいいのかが分かりませんでした。

そして、33歳のときに『サンタさん営業 ドロボー営業』という本に出会ったのです。その本では、営業をサンタと泥棒に例えて説明していました。自分の都合や自己中心的な押し売りを「ドロボー営業」と呼び、お客様中心の与える営業スタイルを「サンタさん営業」と表現していました。同じ家に入られるとしたら、サンタと泥棒のどちらが良いか?ほとんどの人はサンタさんを歓迎するはずだという例えでした。

しかし、理論は理解できても、実践するのは難しいと感じました。そこで、本に挟まっていた折り込みチラシに書いてあった音声CDを取り寄せて、音声を聞いてみることにしました。

音声をもらったあとには、必ずセールスがくるだろうと私は予想していました。もし、そのセールスが相手の都合で押し付けられたら、本に書かれていることと違うので、文句を言おうと決めていたのです(笑)

しかし、そんなことは一切なく、その本と音声CDがきっかけで「佐藤先生から学びたい!」と強く思いました。東京には一度も行ったことがなかったのですが、本の筆者である佐藤先生に会いたくなって、思いきって東京まで会いに行きました。

そして、佐藤先生ご本人の直伝による講座を受講させていただき、本当の自分「真我」を開発し、自分の中から言葉にならないくらいの愛と感謝と喜びの心が、マグマのように噴き出てきました。

この愛と感謝と喜びという光の心で、不安、心配、恐怖、トラウマという心の闇が一瞬で消えました。サンタさんのように全人類を愛する心が、自分の中に在ることを自覚できました。

私は、「真我」を開発したことで、どこに行っても、自然と良好な人間関係を築けるようになり、協力者がどんどん増えていき、内装の仕事も紹介・リピートが増え、売上が上がり、利益を残せるようになりました。結果的に7年間、受注が途絶えない内装職人にならせていただきました。

『真我プロカウンセラー』という仕事

見出し2画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_法華津和徳さん_zoomセッション

現在では、「真我」を引き出す『真我開発講座』をメインに実施しています。私たちの意識は、顕在意識、潜在意識、宇宙意識からなっています。開発者である佐藤康行先生は、この宇宙意識を「真我」と呼んでいます。

佐藤先生が33年以上の経験と、52万人を超える実証に基づいて確立した「真我・佐藤康行メソッド」で、相手の心の奥に必ず在る本当の自分「真我」を引き出すお手伝いをしています。

セッションでは、苦しみや悩み、問題を抱えた方が切羽詰まった状態で「なんとかしてほしい」と助けを求めて来られるケースがあります。このような場合、まずは相手の話をじっくりと聞くことを大切にしています。

相手が言いたいことを聞かずに自分の意見を押し付けてしまうと、上から目線のアドバイスに終始してしまいます。そのため、徹底的に話を聞く姿勢が重要です。相手の言葉の表面でなく、その言葉の奥にある本当に言いたいことをわかろう、わかろうとする心が最も大事になっていきます。

私は基本的に、相手の話をしっかりと聞き、その方の欲求に寄り添いながら、相手の美点を発見してお伝えするという流れでセッションを進めています。美点とは、その人の長所、特性や魅力など「事実素晴らしい点」です。

自分にも相手にも真我が在るからこそ、相手に相手の本当の素晴らしさを伝えられるのです。究極の美点が「真我」です。すべての人には宇宙の心、神の心、仏の心である「真我」が内在していることを大前提にしてセッションに臨んでいます。

私は、どんなにやる気のない人でも、1時間でよみがえらせることができる自信があります。なにも自分がすごいことを自慢したいわけではありません。ただ相手の無限の美点に確信があるからこそ断言できるのです。これが私の真我カウンセラーとしてのコミットメントです。

100歳まで現役カウンセラーとして活動したい

見出し3画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_法華津和徳さん_真我プロカウンセラー

私は、本当の自分に目覚めたことで、使命や天命が明確になりました。「本当の自分に目覚める」ことは、他の誰かが代わって行うものではなく、自分自身でやるしかないのです。「本当の自分に目覚める」価値を伝え続けることを、私は人生の使命として取り組んでいきたいと考えています。

営業の経験もなく、内装業の経験しかない私でしたが、『サンタさん営業』を実践するなかで、「人生は一度きり、自分の力を試したい」という強い思いが芽生えました。その思いを胸に、40歳で九州から上京してきました。

「自分の力を試したい」という思いと同時に、「東京で運命のパートナーを必ず見つける」という目的も強く抱いていました。

上京した私は、佐藤先生のグループ会社に入社し、真我カウンセラーに転身しました。スタッフとして、カウンセラーとして、己の魂とスキルを磨いていく日々でした。そして、私と同じように運命のパートナーを求めていた女性のお客様を私が担当させていただくことになりました。

私は彼女に「パートナーを発見するには、発信が大事です!だから、一緒に発信していきましょう!」と声をかけ、カウンセラーの資格を取っていただき、社長の命を受けスカウトしました。部下となった彼女と毎日、お客様の為に全身全霊で仕事をやっていました。

その中で彼女が「私が探していたのはあなたです」と言ってくれたとき、人生で最も驚き、心から嬉しかった瞬間でした。その後、私たちは結婚を前提にお付き合いを始め、1年後に結婚しました。

夫婦でスタッフとして、お客様の「真我」の追究をサポートさせていただいていました。本当の自分に目覚めることで、心の磁力が黄金を引き寄せる磁力に変わり、人・事・物・情報すべてがガラッと変わります。真我は究極の引き寄せです。私自身もその究極の引き寄せを体感し、物事の見え方や捉え方が一新されました。

私が行うカウンセリングは、佐藤康行先生が数多くの事例を通じて示してくださった「真我」を大前提にしています。たとえば、小学生が「美点発見」を実践した結果、クラスからいじめが消えた事例や、全日空(ANA)では、このメソッドを導入したことでインシデント(大きな不具合)がゼロになった事例があります。

こうした素晴らしい「真我」に目覚めることを、より多くの人々に伝えることが私の使命です。現在51歳ですが、100歳まで現役でこの仕事を続けたいと考えています。佐藤先生は現在73歳で、33年以上この道を歩んでおり、私も夫婦で共にこの道を歩み続けたいと思っています。

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