貧困社会から日本を見つめ直す、日本人の価値観を変える消費行動へ

BRIGHT

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BRIGHT(ブライト)』は国際協力やソーシャルビジネスに興味を持つ、大学3年生、フリーター、社会人の3人で始めたブランドです。今回はそのブランドストーリーについて、お話しを伺いました。

安いという価値基準ではなくストーリーを含めた価値を広めていきたい

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私たちは、ボーダレスジャパン(以下、BLJ)という会社を通して、バングラデシュの工場で作られた名刺入れを売り、その売上で工場で働く人へ冷却タオルを渡すというクラウドファンディングをしています。その工場で働く人々の50%は、未就学で雇ってもらえなかったり、技術がなかったり、身体的に障がいがあって雇ってもらえなかったりと、生活に困窮している方々です。

私たちがソーシャルプロダクト開発という自分たちで見本品を作るプロジェクトに参加したときに、BLJの工場を見学しました。そこにいる人たちが目を輝かせているすごく愛らしい方ばかりで、この人たちのために何かできないかなと考えるようになりました。私たちが普段やっている活動は違えど、社会問題を解決したいという気持ちが強かったので、そのBLJの素晴らしい商品を日本に届けようと考えてクラウドファンディングを始めました。

OEMの世界は、値段が安ければ安いほど売れるので、中国が競合になります。プログラムに参加した際に、BLJの工場長のファルクさんがお話しされていたことは、本来ならBLJで働く人たちのためにやっているビジネスなのに、安いという価値基準だけで商品を販売することを受け入れてはいけないということです。だからこそ日本の人には、安いという価値以外の、ストーリーを含めた価値を持つ商品を購入してほしい、日本人の消費行動を見直してほしいという思いを、このクラウドファンディングを通して伝えていきたいです。

私たちが活動するBRIGHTという名前は、輝くという意味で、日本に向けて輝いた商品を届けたい、その商品を通して日本の人たちに新しい出会いを輝かせてほしいという思いを込めて名づけました。

社会問題を解決したいという想いからバングラデシュのプログラムへ参加

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今回の活動に至った背景として、私たちは10代の頃から途上国の貧困問題にすごく興味がありました。そんな中、BLJの副社長である鈴木さんと出会い、社会問題を解決したい思いを相談しました。鈴木さんにまずは現場に行って、現状を自分の目で見てくるようにおっしゃっていただいて、「興味があるだけではダメで、まずは現地に行くしかない!」と思ってバングラデシュに行くことを決意しました。

その現地での経験を通じて、日本人の消費行動やその問題点を知ることができました。一言で社会問題と言っても、そこにはいろいろな感情や課題が介在しているというのが、現地に行ってみての気づきです。

Brightが目指す、日本人の消費行動の先にある届けたいメッセージ

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私たちのクラウドファンディングをきっかけに、少しでも社会問題に関心をもっていただき、YouTubeで調べてみる、洋服を買うときに思い出してもらう、などの機会を提供できれば良いなと思っています。BLJのような社会問題に貢献している工場で作られた商品がたくさん売れて、働く人々の人権が保護されてほしいです。そのため今後はコラボ企画なども行っていきたいと考えています。

また、レザー製品は生産者と消費者に距離としてもボーダーがあります。そのボーダーをなくすことも今やっていきたい仕事の一つです。消費者が生産者の人柄や思いを知れば知るほど、価値が生まれる。安いものを買うよりも確実にその商品が売れていくということを確信しています。

生まれた環境によってその今後の人生が決まってしまうっていうのは本当に理不尽だと思いますし、そのことに悲しさや憤りを感じます。ひとりひとりが、自分の人生を生きられるような社会をつくりたい、だからこそこの活動に全力を注いで今後活動していきたいなと思っています。

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