“毎日の暮らしの知恵”で元気になろう!アーユルヴェーダ

体と心の健康的なライフスタイルを広める活動をされている『AYUR seikatsu(アーユルせいかつ)』さんの連載コラム第2弾です。忙しい毎日の中で、なんとなく「本当の自分のペース」を見失ってしまうことはありませんか。朝は体が重く、夜は疲れが抜けなくて、週末になってようやくほっと一息——。そんなサイクルが当たり前になってしまうと、心と体は少しずつ悲鳴を上げてしまいます。“あなたのカラダとココロを心地よくするための、やさしい知恵”おばあちゃんの知恵袋のような生活のヒント、これこそがアーユルヴェーダなのです。
そもそもアーユルヴェーダって何をするの?日本でも役立つ!?

アーユルヴェーダとは、インド亜大陸を起源とする約5000年前から受け継がれる伝統医学。
とはいえ「医学」といっても難しい専門知識だけではありません。治療、予防医学、そしてセルフケアまで幅広い教えが現代に受け継がれています。
日本の風土には合わないのではないの?という声も聞かれますが、セルフケアに取り入れやすいです。
“人が自然と調和して、心地よく暮らすためのヒント”
を体系化したものです。自然には四季があり、気温や湿度が変化し、太陽が昇れば私たちは目覚め、夜になれば眠るようにできています。
アーユルヴェーダは、そんな自然とのリズムのズレが不調につながると考えます。
たとえば、
・夜更かしが続く
・冷たいものばかり飲む
・運動不足
・スマホを見る時間が長い
これらはすべて、自然の流れと反対方向へ行く小さな“ズレ”。
アーユルヴェーダは、そのズレをやさしく整え、
「本来の自分の調子」に戻してあげるための道しるべなのです。
専門知識ゼロでも心と体が整う!朝5分のルーティン

アーユルヴェーダの魅力は、「特別な道具もいらず、誰でもすぐに始められる」ところ。
ここでは一番シンプルで、効果を感じやすい朝の習慣を紹介します。
① まずはトイレに行く習慣を
トイレは体のお便りが届く貴重な場所。
1日をすっきりスタートさせるために、目覚めたらトイレに行く習慣を身につけましょう。
そして小さなお便り(小便)と大きなお便り(大便)から自分の身体の状態を確認することができます。「尿の色がいつもと違う」
「最近、便秘気味」
と自分の体の状態を知る習慣ができます。
② 歯磨きで口内を清潔に
寝ている間の口の中は、雑菌が繁殖しています。起きたら歯磨きをしましょう。
その際に舌の状態を確認したり、舌みがきをしたりすると良いです。
アーユルヴェーダでは、舌は体調を映す鏡といわれます。
「最近ちょっと疲れているな」
「今日は調子が良さそう」
自分の状態を知ることは、“整える第一歩”。
身体の声に気づくだけで、心がすこし優しくなります。
③ 朝いちばんは常温の水を飲む
朝いちばんの水は、常温の水。
・睡眠中の汗で失った水分を補う
・スムーズな排泄を促す
・体の巡りをよくする
アーユルヴェーダの基本ケアです。冬は常温の水だと冷たすぎるので、ぬるま湯でも良いです。
あつあつの白湯は眠っていた胃腸がびっくりしてしまうので、常温の水が最適です。
忙しい朝だから、常温の水で体をゆっくり目覚めさせましょう。
忙しい人向き!日本人の生活にアーユルヴェーダが合う理由

実はアーユルヴェーダは、忙しい現代人にこそピッタリです。
理由は3つ。
① 生活習慣を“少し”整えるだけで変わる
大きく暮らしを変える必要はありません。
普段の飲み物はなるべく白湯を飲む、お腹が空いたら食事をする、呼吸を意識する——。
そんな小さな変化で心と体の負担が驚くほど軽くなります。
② 四季のある日本はアーユルヴェーダ的に「変化の多い国」だから
湿気の多い梅雨、寒暖差の激しい秋、乾燥した冬。
日本の季節は心と体に影響を与えやすい環境です。
だからこそ、
“自然の変化に寄り添う” アーユルヴェーダの季節に合わせた暮らし方は相性抜群。
③ 自分を大切にする習慣が自然と身につく
アーユルヴェーダは「〜してはいけない」ではなく、
“こうするとあなたがもっと楽になりますよ”
という優しい視点でものごとを捉えます。
自分に厳しすぎる人、頑張りすぎる人ほど、この考え方を取り入れると心がふっと軽くなるのです。
アーユルヴェーダはあなたやあなたの大切な人が自分自身を丁寧に扱うための知恵です。特別な準備はいりません。
心が疲れたと感じたら、深呼吸をしてみる。
これだけでも少しは変わります。
そんな“小さなやさしさ”を毎日に散りばめていくと、気がつけば心も体も、今よりずっと軽やかに整っていきます。
あなたの暮らしが、ほんの少しでも心地よくなりますように。
アーユルヴェーダは、いつでもあなたの味方です。
これから、気楽に読めて“ほっこりできる”コラムを連載していきたいと思います。