世界大会で2年連続受賞した女性起業家が目指す「女性がより輝ける社会」
株式会社Beauty Todayを立ち上げ、ビューティートレーナー・マナー講師として、健康で美しく輝くための美の追求についてサポートや場の提供をしている狭山美佳さん。世界大会のコンテストで2年連続で受賞した経緯や、今後の展望についてお話を伺いました。
株式会社Beauty Todayを設立
こんにちは。株式会社 Beauty Todayの狭山美佳です。現在、私はビューティートレーナー・マナー講師として、健康で美しく輝くための美の追求のサポートや、場の提供をしています。
幼少期からピアノの先生になることが夢で3歳でピアノを始めました。しかしいくら努力しても伸びず、高校2年生で自身に才能がないと気がつき挫折を味わいました。
そこから「ピアノをし続けながらの仕事はないか?」と思い切って方向転換をして、ピアノ講師をする傍ら、大学病院で医療秘書として就職。その職場でご縁があり結婚もし、大学病院に勤めながら、ピアノ講師・お母さん業と忙しい生活を送っていました。
その後、テーブルコーディネーター・丸山洋子さんのテーブルクリエーションマスターコース受講。他にも辻調理師専門学校通信科で料理も学び、プロのテーブルコーディネーターとしての活動が始まりました。
自身の手術がきっかけでコンテストに挑戦
2017年・2018年のコンテストに挑戦したのは、私の人生の転機となった出来事があったことがきっかけです。仕事、私生活などのストレスもあり身体を壊し、脳腫瘍が見つかり告知された時は死を覚悟しました。
そのとき手術を担当してくださったのが、脳外科手術『鍵穴手術』の考案者である福島孝徳先生。アメリカから帰国し診察するなか、福島先生の「我慢しなくて良いんだよ」という言葉が人生を見つめ直すきっかけとなり、強く背中を押されて、「一度きりの人生、我慢せずやりたいことをやろう」と決意しました。
その後テーブルコーディネーターとして、阪急百貨店などのVP(ビジュアル・プレゼンテーション)や、神戸市関連施設などでお茶会などを積極的に開催していくなかグローバルビューティーレッスンに通いはじめ、国際的に有名なウォーキング講師に出会います。
その方はスティーブン・ヘインズ。スティーブンのレッスンを受けはじめてから「コンテストに出場してみない?」と声をかけてくださる機会があり、私にもできるのだろうか?と不安でしたが「何か自分がたくさんの人に伝えられる希望になれば」と思い、コンテストに出場することを決めました。
結果は、2017年・2018年と世界大会に出場し2年連続で華やかな実績を残せたのですが、コンテストに出場した半年後に残念な事実が判明します。当時、コンテストの数も少なかったこともあり、気づくことができませんでした。
コンテストで辛い経験をして、「コンテストがこんな形で良いのか?」と思いはじめ、その辛い経験を活かし株式会社Beauty Todayを立ち上げました。
目標は「コンテスト後の出口をつくること」
コンテストへの挑戦など、最初は「私なんか無理」と思っていました。しかし、生死を分ける経験をし「人生は一度きり!我慢せずに生きて良い」と思い、挑戦することで今まで以上に人生が楽しくなりました。
「やればできる」「なりたい自分になれる」ということを伝えていくために、今でもさまざまなことにチャレンジしています。
現在の目標は、たくさんの女性を健康で美しくするお手伝いをすることと、コンテスト後の出口をつくっていくことです。コンテストの次のステップとして、モデルや女優としてさらに活躍するなど、コンテスト後の出口の場をたくさん提供することが私の仕事です。
おかげさまで昨年度に開催したコンテストでグランプリを受賞した生徒は、今年の夏に映画出演を果たし、芸能活動の幅が広がっています。海外、アジア進出に向け女性がより輝く場をつくっていき、ミス、ミセスも年齢を重ねた美しさを表現できる場を提供できるよう、今後も奮闘していきます。