インフルエンサーでなくても、お客様に言葉が届くと実感した理由

奥山 まめ

奥山 まめ

2023.03.20
アイキャッチ画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_奥山まめさん_フォトグラファー

SNSの特性やブランディングに合わせたPR撮影と、そのノウハウを活かし個人起業家向けのSNSコンサルティング事業を展開している奥山まめさん。今回は、SNSを活用して活動する際に意識することをテーマに、これまでの経験を通してお話いただきました。

重要なのは「お客様に言葉が届くこと」

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_奥山まめさん_SNSを閲覧する人たち

「フォロワー1万人いれば、SNSでの集客も困らないのではないのか」
SNSビジネスをする前に思っていたことでした。

きっとフォロワーがたくさんいればこの先不安はないだろう。
SNSで活躍するには、1万フォロワーは絶対条件なんだろう。

SNSというもので副業はやりつつ、完全独立となるなら、もちろん必要なことなんだろうなと壁を高くしていたのです。「〜だろう」と確証のない先入観でしか、SNSビジネスの起業界隈を見てなかったんです。

もちろん、ビジネスにおける認知の幅を求めるのであれば、
100人にリーチするのか、5,000人にリーチするのか、
どちらが確率論的に有利かは言うまでもありません。

「インフルエンサーでなくても」という言葉は
「フォロワーは重要ではない」と言いたいわけではないのです。

では、何かと言うと
「お客様に言葉が届く」という定義の確認がまず第一です。

それが「フォロワーが増えること」であるのならそうなのかもしれません。
でも、SNS集客法を通してあなたがしたいのは、サービスを通して「お客さんの役に立つこと」「喜んでもらうこと」ではないでしょうか。

どれだけの人に受け取ってもらえているか?

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「喜んでくれる人が集まる=フォロワーが増える」
である人がどのくらいいるのかと言うと、すべてではありません。私の身の回りでも、フォロワー3,000人もいないのに月商1,000万円を軽々と稼ぐ知り合いもいます。

一方で、2万フォロワーいても、
「集客に困っている」
「インフルエンサーのポジションでありながら生活ギリギリで稼いでいる」
という話も聞くくらいです。

フォロワーが多いと言うのは、言葉に影響力があったであろう結果であり、それがどういう内容でフォローするという行動に移ったのか、中身まで証明できることではないのです。

私が整体師として副業で集客していた時代のfacebookの友達人数なんて、300〜400人の範囲をうろうろ。でも、リアクションも問い合わせも多かったのを覚えています。来てくれた方の紹介もありましたし、副業規模であればなんら問題ないくらいでした。

私の「お客さんに届いている」という定義は、
出したもの(発信やサービス提供)に対して
受け取ってもらえている(リアクション、金銭で対価がある)状態
ちゃんと続いている状態です。

その軸で言えば、フォロワー数が第一優先ではないと言えますよね?
その状態がつくれているのか、いないのか、大事な判断基準になってきます。

とはいえ、「フォロワーだって増やしたいし、増やすことから逃げてはいけないのではないですか?」と、言われてしまうと思います。

もちろん、母数は大切なのでコミットしなくてはいけないんですが、ただ闇雲に数字をあげればいいわけではない、と言うことはお伝えしたいポイントです。

数字よりも大切なものに目を向ける

見出し3画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_奥山まめさん_フォトグラファーとは

最近のアルゴリズムでは、フォロワー数のどのくらいの割合で興味があると示されているかが大きな判断材料になっていて、無理矢理フォロワー増やしたいからつながってみた、相互タグでつながりをただ増やしただけになると、そのパーセンテージが下がってしまいます。

そうなると、アカウントの評価が下がるので、回り回って、足を引っ張ることにもなるのです。

増えるとしても、どうやって増やしていくのか
数増やし目的のアカウントをどう判断するのか
この発信で喜んでくれる人はどういう人なのか
考える必要があるでしょう。

私も最初は、無料の商材をあてにして、とにかく増やす!を意識したことがあります。知ってもらわないと始まらないと思ったのです。

起業初期では、もちろんとりあえず動いてみることも大事です。間違っていると言う意味ではないのですが、これを長期で続けると、「何のために発信しているんだろう」と思うようになってしまいました。

「本当に伝えたくて、喜んでくれるものは何だろうか?」

楽しく発信していたときのことを思い出さなければ、と副業から起業に移り変わり、不安で見えなくなっていたものを見たのです。

標準を乗って書ける、貢献できると感じられるところに戻し、失い始めていた交流が生まれ、成果につながっていったのです。そういった試行錯誤の先に、SNSで広めたビジネスを通して受け取れる感動があります。

数字ではなく、もっと大切なことに目を向ける価値があると私は思います。

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