 
                金沢文庫芸術祭での活動から見えた、地域と人をつなぐ力

こんにちは。星田 暁です。私は一般社団法人ユニオン代表理事を務め、アクティブシニアコミュニティの運営や理学療法士、社会福祉士の資格をいかして地域の方々の健康増進を目的とした教室やイベントを開催しております。また大田区リビングラボの代表も務めていて、行政や企業、地域住民の方々と協力して、地域課題解決に取り組んでいます。今回は金沢文庫芸術祭に参加し、会場の清掃活動を担う「ゴミステーション」を担当しました。当日の様子をご紹介します。
1.金沢文庫芸術祭とは?

「金沢文庫芸術祭」は、横浜市金沢区の海の公園を舞台に毎年開催されている市民芸術祭です。
音楽、アート、ダンス、環境活動など、子どもから大人まで幅広い世代が自由に表現し、楽しめる場として続いてきました。
地元の方々に愛されるだけでなく、環境や多様性といった社会課題に触れるきっかけにもなっているイベントです。
2. ゴミステーションを担当して感じたこと

今年、ユニオンは「ゴミステーション」を担当しました。
単にゴミを集めるのではなく、来場者の方々に声をかけて分別をお願いしながら活動しました。
ペットボトルのキャップやラベルを外したり、割りばしや容器を分けたり。
正直、気軽にゴミを捨てにきた来場者からすると、少し面倒に感じる作業です。
それでも来場者の方々からは、「暑い中ご苦労さま」「きれいにしてくれてありがとう」といった声をたくさんいただきました。
そこには来場者の方々の「地域をきれいにしたい」「環境を守りたい」という想いを感じました。
3. 海岸清掃から生まれた気づき

金沢文庫芸術祭では、海岸清掃も行いました。
ぱっと見はきれいに見える砂浜。でも探してみると小さなプラスチック片や吸い殻が落ちていて、参加した子どもたちからは、様々な反応がありました。
「ゴミがないと思ったけど、探すとたくさんあってびっくり!」
「みんなでやると楽しい!」
清掃活動は「ゴミを拾う」という行動以上に、多世代が一緒になって気づきや会話を共有できる貴重な時間だったと思います。
4. 地域と人をつなぐ活動へ

分別や清掃は、一人で取り組むと大変に思えることがあります。でも、仲間や地域の人と一緒に声をかけ合えば、不思議と笑顔が広がっていきます。
今回の金沢文庫芸術祭での活動を通して改めて感じたのは、「環境を守ることはもちろん、人と人のつながりを育てることが地域の力になる」ということです。
ユニオンは、こうした取り組みを続けることで「人も街も元気になる地域」を目指しています。
そして、同じ想いを持つ企業や団体の皆さまと共に、地域に新しい価値を生み出していきたいと考えています。
一般的法人ユニオンの活動に興味をお持ちの企業・団体の皆さまは、ぜひホームページまでお問い合わせください。
https://union-activesenior.com/
 
                 
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