「“好き”を肯定できる場をつくる」――ネットカルチャーを愛する人のためのDJイベント『アニフレVol.3』開催レポート

大町 和生

大町 和生

2025.08.14
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2025年4月20日、渋谷にあるイベントスペース「Café & Music Bar “TWO FACE”」にて、ネットカルチャーをテーマにしたDJイベント『アニフレVol.3』が開催されました。
アニメ・ゲーム・ボカロ・Vtuber・ニコニコ動画など、幅広いジャンルの“好き”を堂々と語り、楽しめる場所をつくることを目指すアニフレ。第3回となる今回は、合計95名が来場し、さらに進化した空間づくりと新たな試みに挑戦しました。

昼開催×サブカル×DJイベントという新しい体験

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アニフレは、ネットカルチャーに親しむ人たちが安心して集まり、音楽と共に“好き”を表現できる、昼開催のサブカル系DJイベントです。
深夜のクラブイベントには参加しにくい、でもアニソンやボカロ、Vtuberの音楽に浸りながら盛り上がりたい。そんな想いを持つ人たちに応える形で、渋谷というアクセスの良い立地で定期的に開催しています。

Vol.3では、演者による多彩な選曲と映像演出に加え、TowFaceのライティング・音響が融合することで、会場全体が一体感に包まれるような雰囲気が生まれていました。
また、前々回と比べてお酒の提供量を増やしたことで、フロアにはリラックスしながら“好き”を楽しめる空気感が広がり、お酒を片手にカルチャーを共有するような居心地の良さが感じられました。

アニフレVol.3での新たな3つの挑戦

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今回の開催では、運営としてもいくつかの新しい試みに取り組みました。

まず、オリジナルTシャツの制作。これは物販ではなく、テキーラのプレゼントと連動させた限定的な試みとして行いました。活用方法には課題も残りましたが、イベントの一体感や来場者とのつながりを演出するうえで手応えを感じられる内容でした。

また、フライヤーデザインの刷新も行い、イベントの空気感をより正確に伝えるデザインへと変更。SNSや紙媒体での視認性や拡散性を高める工夫も施しました。

さらに、会場をTowFace(渋谷)に変更したことにより、音響や空間演出の自由度が増し、アニフレらしい世界観をより鮮明に表現できる環境が整いました。来場者・演者ともに満足度の高い空間づくりにつながったと実感しています。

協賛企業と共に育てる、ネットカルチャーの未来

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アニフレの根底にあるのは、「誰もが“好き”を出せる場を社会に増やす」という想いです。
アニメやゲームに限らず、ボカロ・Vtuber・ニコニコ動画など、ネットカルチャーは日々多様化しています。アニフレでは、そうしたジャンルを横断しながら、人々が自分の“好き”を否定されずに表現できる居場所を提供しています。

次回『アニフレVol.5』は2025年8月24日開催予定。そして2026年2月には、1周年記念として300〜500人規模の特別開催も計画中です。
将来的には、他イベントとの連携を通じて、1,000〜10,000人規模の大型フェス開催を目指しています。

これらの取り組みを実現していく上で、企業の皆さまの協賛・連携は大きな力となります。
アニフレの参加者は、Z世代〜30代を中心としたサブカルチャーに親しむ層。ブランドや商品との親和性も高く、自然な接点づくりが可能です。

進化するアニフレ、次なる展開へ

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ご来場いただいた皆さま、支えてくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。私たちは今後も、音楽とカルチャーを軸に、“好き”を出せる場所を拡張し続けていきます。

次回『アニフレVol.5』は2025年8月24日開催予定です。協賛のお問い合わせや最新情報は、アニフレ公式SNSをご覧ください。

カルチャーの未来を共につくる仲間を、私たちはいつでも歓迎しています。

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