
人生どん底から、Forbesの表紙を目指す滝澤寿の挑戦
滝澤寿さんの夢は、Forbesの表紙に載ること。ただ、それは単なるゴールではなく、「誰かの希望になれる真っ当な人間になる」ための通過点。どん底の経験から立ち上がり、AR/VRの未来を切り拓く挑戦を続ける。そんな希望に満ちた滝澤さんのストーリーをご紹介します。
真っ当な人間になりたい
僕の夢は、アメリカの経済誌「Forbes」の表紙を飾ること。
それは“影響力の象徴”であり、「誰かの希望になれる存在」の証だと思っているから。
でも、ただ有名になりたいわけじゃない。
僕が本当に目指しているのは、“真っ当な人間”になること。
人に優しく、誰かを笑顔にできる人間。
その背中が、誰かの「もう一歩踏み出す勇気」になるような存在になりたい。
今、僕はAR/VRを活用したエンタメの未来に挑戦中。
たとえば、カラオケDAMにフルダイブ型のVR技術を導入し、空想と現実が融合する新しい体験をつくる。
目指すのは、アニメ『ソードアート・オンライン』のような世界を、本当に「現実」にすること。
スキルゼロ、でも運だけは良かった
30歳の僕には、これといった専門スキルはない。
それでも、ここまで生き延びてこられた理由はただひとつ──
「運が良かった」からだと思う。
日本ホテルスクール卒業後、お菓子の飛び込み営業を経験。
でも、紫外線を浴びることができない肌の病気になり、昼職を断念。
知らずに飛び込んだホスト業界では、4年間売上0円という日々。
そのうち、うつ病と双極性障害を発症して、1年間の引きこもり生活を送った。
「死にたい」と思っても、なぜか命を絶つことすらできなかった。
そんな僕を救ってくれたのは、「逃げるは恥だが役に立つ」という言葉。
そこから少しずつ、光が差し込んできた。
アイドル活動では、初ライブに20人以上を動員。
「遂行力」と「行動力」が自分の武器だと気づいた瞬間だった。
そこからは、ゴミ拾い・子ども食堂・再正規雇用支援など、
“誰かのためになる活動”を始めた。
今では毎日、ゴミを拾っている。年間4万円分も拾った年もある。
でも、それ以上に拾ったのは、“誇り”だった。
現在の僕と、これからの挑戦
27歳で初めてのミュージックビデオを自力で制作。
今は、アニメ映画の監督としても挑戦を続けている。
さらに、“Forbesの表紙”を本気で目指すために、仲間10人と「160兆円規模」の挑戦に挑んでいる。
AR/VRの社会実装を通して、現実と夢の境界線を消す世界をつくる。
その象徴が、カラオケDAMへのVR導入──
音楽×テクノロジーの新しい可能性を広げたい。
ただのビジネスじゃない。
僕たちは、社会の“生きづらさ”を壊すために動いている。
過去に傷を抱えた人たちが、再び立ち上がれる社会をつくるために。
「真っ当な人間」になるために。
そして、「真っ当って何だろう」と悩んでいる誰かに、そっと背中を押すために。
最後に
どれだけ過去が苦しくても、
どんなに失敗を重ねても、
「真っ当に生きたい」と願うことが、“真っ当な人間”の証明だと思っています。
そして、意志あるところに道は開く。
これはまだ途中の物語。
でも、どん底を見た僕だからこそ、語れる“希望”があると信じています。
