桐島、部活やめるってよ

公開日
2012年8月11日
上映情報
2012年製作/106分/G/日本
原題:桐島、部活やめるってよ
配給:ショウゲート

見どころ

第22回小説すばる新人賞受賞 ベストセラー小説映画化!
神木隆之介×吉田大八×朝井リョウ 新しい時代の青春最高傑作が誕生!
原作は、大学在学中に第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのベストセラー小説。監督は、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で数々の賞を受賞した吉田大八。

人間の持つダークな部分を赤裸々に描きながらも、愛おしくさえ思わせる人物描写は、まさに吉田監督の真骨頂。突然部活を辞めた「桐島」に振り回される周辺の人物に焦点をあて、不器用な登場人物の面白さや、見終わった後に希望を感じさせる人間ドラマはそのままに、自身初となる10代の群像劇に挑戦。同じシーンを様々な視点と、確信犯的に時間経過をズラして積み重ね、各キャラクターの想いを重層的に描き出している。

観るものを、まるで本物の学校を覗き見しているようなリアルにして不穏な刺激に誘う、新しい“青春映画”が誕生した!キャストは、神木隆之介を主演に向かえ、今映画界が最も注目する女優・橋本愛ほか、600人を超えるオーディションから選抜されたフレッシュな才能が集結。閉塞された世界で生きる若者達の息づかいをリアルに体現する彼らの芝居は必見!

あらすじ

「不在の桐島」に振り回される103分。

【歪み】はじめる人間関係。観終わった後、あなたは何を感じるか―。

ありふれた時間が校舎に流れる、「金曜日」の放課後。学校内の誰もが認める“スター”桐島が、部活を辞めるというニュースが校内を駆け巡った。彼女さえも連絡がとれずその理由を知らされぬまま、あらゆる部活、クラスの人間関係に波紋が広がっていく。時間軸と視点を変えて同じシーンを何度も繰り返して進んでいくストーリーは、桐島不在のまま展開。「桐島って誰?」「桐島ってどんな人?」と観客までを巻き込み、登場人物さながら、観客もまた、最後まで桐島に振り回されていく。

ワクセル(主催:嶋村吉洋)の映画サイト 桐島、部活やめるってよ 紹介
©2012「桐島」映画部 ©朝井リョウ/集英社

スタッフ

監督:
吉田大八(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『クヒオ大佐』『パーマネント野ばら』)

脚本:
喜安浩平、吉田大八

原作:
朝井リョウ(第22回小説すばる新人賞受賞)
 
プロデュース:
佐藤貴博(『DEATH NOTE デスノート』『GANTZ』『君に届け』)

キャスト

神木隆之介
橋本愛
大後寿々花
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