でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男

ワクセル 映画 嶋村吉洋 でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男
公開日
2025年6月27日
上映情報
2025年製作/129分/PG12/日本
配給:東映

見どころ

20年前、日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件。
福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』を映画化。
三池崇史が監督を務め、綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫ら豪華キャストで描く、日常の延長線にある極限状況。男は「殺人教師」か、それとも……。

あらすじ

「死に方教えてやろうか」と教え子を恫喝した史上最悪の「殺人教師」
2003年小学校教諭・薮下誠一(綾野剛)は、保護者・氷室律子(柴咲コウ)に児童・氷室拓翔への体罰で告発された。
体罰とはものの言いようで、その内容は聞くに耐えない虐めだった。

これを嗅ぎつけた週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)が“実名報道”に踏み切る。
過激な言葉で飾られた記事は、瞬く間に世の中を震撼させ、薮下はマスコミの標的となった。

誹謗中傷、裏切り、停職、壊れていく日常。次から次へと底なしの絶望が薮下をすり潰していく。

一方、律子を擁護する声は多く、“550人もの大弁護団”が結成され、前代未聞の民事訴訟へと発展。

誰もが律子側の勝利を切望し、確信していたのだが、法廷で薮下の口から語られたのは―
「すべて事実無根の“でっちあげ”」だという完全否認だった。

これは真実に基づく、真実を疑う物語。

ワクセル
映画
嶋村吉洋
でっちあげ
ⓒ2007 福田ますみ/新潮社 ⓒ2025「でっちあげ」製作委員会

スタッフ

監督:三池崇史
原作:福田ますみ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮文庫刊)
脚本:森ハヤシ 音楽:遠藤浩二 
企画・プロデュース:和佐野健一 プロデューサー:橋本恵一 坂美佐子 前田茂司
撮影:山本英夫(JSC) 照明:小野晃 録音:中村淳 美術:坂本朗
編集:相良直一郎 キャラクタースーパーバイザー:前田勇弥 音響効果:中村佳央
制作プロデューサー:奥野邦洋 土川はな 今井朝幸 司法監修:丸住憲司 司法・裁判監修:坂仁根
キャスティングプロデューサー:髙橋雄三 音楽プロデューサー:津島玄一 宣伝プロデューサー:三橋剛
助監督:倉橋龍介 制作担当:塩谷文都 俳優担当:平出千尋 企画協力:新潮社
制作プロダクション:東映東京撮影所 OLM 制作協力:楽映舎 
製作幹事・配給:東映 ⓒ2025「でっちあげ」製作委員会

キャスト

綾野剛
柴咲コウ
亀梨和也
大倉孝二
小澤征悦
髙嶋政宏
迫田孝也
安藤玉恵
美村里江
峯村リエ
東野絢香
飯田基祐
三浦綺羅
木村文乃
光石研
北村一輝
小林薫
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