出身地:
大阪府
特技:
テニス
<経歴>
関西学院大学大学院文学研究科博士後期課程にて博士号(心理学)を取得した後、信州大学大学院教育学研究科特任講師として勤務。大学相談室、児童発達支援センター、心療内科・精神科にて臨床を行う。その後、日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センターの契約研究員になり、オリンピック、パラリンピック代表選手など、トップアスリートの心理学的研究と心理サポートに従事。現在は、東京女子体育大学講師(スポーツ心理研究室)。専門は臨床スポーツ心理学、認知行動療法。 スポーツ歴: 5歳から硬式テニスを始め、大学まで現役選手として活動。(戦績:世界スーパージュニアテニス選手権大会出場、全日本ジュニアテニス選手権大会準優勝、関西ジュニアテニス選手権大会優勝 他多数)。
<代表作・主な実績>
【著書】
栗林千聡 (2020).
第4章 女性アスリートの三主徴-回復した先まで見据えた支援 (荒井弘和著 アスリートのメンタルは強いのか?) 晶文社 pp.89-105
第9章 イップス-生物的,心理的,社会的背景から捉える (荒井弘和著 アスリートのメンタルは強いのか?) 晶文社 pp.201-217
栗林千聡 (2018).
第3章 スポーツ心理学的多元分類システム(MCS‒SP) ) 臨床スポーツ心理学ハンドブック pp.26-36 西村書店
第8章 パフォーマンス障害Ⅰ(PI-Ⅰ)) 臨床スポーツ心理学ハンドブック pp.108-128 西村書店
等
─ 取り組んでいることを教えてください。
トップアスリートの心理サポートやアスリートのメンタルヘルス、パフォーマンス向上に関する心理学的研究を主に行っています。イップス、競技不安、摂食障害、バーンアウト、発達障害など、さまざまなメンタルヘルスの問題に対する心理的支援の普及啓発を行っています。
─ これから目指したいことを教えてください。
アスリートのメンタルヘルスの問題は、怪我のように目には見えないので、周囲は理解することが難しいかもしれません。しかし、フィジカルヘルスと同じようにメンタルヘルスは重要ですし、パフォーマンスと連動してアスリートのウェルビーイングに繋がっています。 アスリートはメンタルヘルスの問題を抱えているにもかかわらず、十分な心理的支援を受けられていないことが問題視されています。その背景には、アスリートの“強さ”が称賛されるスポーツ特有の文化があり、心理的支援を受けることは“メンタルが弱い”という誤った認識が影響しています。アスリートや周囲の関係者が、メンタルヘルスに関する正しい知識を身につけていくことも大きな課題です。 今後は、アスリートのメンタルヘルスの問題の理解の促進、科学的根拠に基づいた心理的支援の確立、サポートネットワークを構築し、メンタルヘルスの問題を抱えるアスリートが気軽に相談できる環境を作っていきたいと考えています。
<経歴>
関西学院大学大学院文学研究科博士後期課程にて博士号(心理学)を取得した後、信州大学大学院教育学研究科特任講師として勤務。大学相談室、児童発達支援センター、心療内科・精神科にて臨床を行う。その後、日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センターの契約研究員になり、オリンピック、パラリンピック代表選手など、トップアスリートの心理学的研究と心理サポートに従事。現在は、東京女子体育大学講師(スポーツ心理研究室)。専門は臨床スポーツ心理学、認知行動療法。
スポーツ歴:
5歳から硬式テニスを始め、大学まで現役選手として活動。(戦績:世界スーパージュニアテニス選手権大会出場、全日本ジュニアテニス選手権大会準優勝、関西ジュニアテニス選手権大会優勝 他多数)。
<代表作・主な実績>
【著書】
栗林千聡 (2020).
第4章 女性アスリートの三主徴-回復した先まで見据えた支援 (荒井弘和著 アスリートのメンタルは強いのか?) 晶文社 pp.89-105
栗林千聡 (2020).
第9章 イップス-生物的,心理的,社会的背景から捉える (荒井弘和著 アスリートのメンタルは強いのか?) 晶文社 pp.201-217
栗林千聡 (2018).
第3章 スポーツ心理学的多元分類システム(MCS‒SP) ) 臨床スポーツ心理学ハンドブック pp.26-36 西村書店
栗林千聡 (2018).
第8章 パフォーマンス障害Ⅰ(PI-Ⅰ)) 臨床スポーツ心理学ハンドブック pp.108-128 西村書店
等
─ 取り組んでいることを教えてください。
トップアスリートの心理サポートやアスリートのメンタルヘルス、パフォーマンス向上に関する心理学的研究を主に行っています。イップス、競技不安、摂食障害、バーンアウト、発達障害など、さまざまなメンタルヘルスの問題に対する心理的支援の普及啓発を行っています。
─ これから目指したいことを教えてください。
アスリートのメンタルヘルスの問題は、怪我のように目には見えないので、周囲は理解することが難しいかもしれません。しかし、フィジカルヘルスと同じようにメンタルヘルスは重要ですし、パフォーマンスと連動してアスリートのウェルビーイングに繋がっています。
アスリートはメンタルヘルスの問題を抱えているにもかかわらず、十分な心理的支援を受けられていないことが問題視されています。その背景には、アスリートの“強さ”が称賛されるスポーツ特有の文化があり、心理的支援を受けることは“メンタルが弱い”という誤った認識が影響しています。アスリートや周囲の関係者が、メンタルヘルスに関する正しい知識を身につけていくことも大きな課題です。
今後は、アスリートのメンタルヘルスの問題の理解の促進、科学的根拠に基づいた心理的支援の確立、サポートネットワークを構築し、メンタルヘルスの問題を抱えるアスリートが気軽に相談できる環境を作っていきたいと考えています。