

浅井 純子
Asai Junko
株式会社純度100 代表取締役
出身地:
大坂府
特技:
人がやっていないことをすること 自分のブランディング
座右の銘:
やる!できる!
お気に入りの場所:
自宅すべて
今はまっていること:
全盲同士の社交ダンス
浅井 純子さんのコラム

浅井 純子 さんの書籍
<経歴>
1973年6月生まれ
1992年
相愛学園中学校・高等学校卒業
1994年
成蹊女子短期大学栄養学科卒業栄養士免許取得
2003年
特発性周辺部角膜潰瘍を発症角膜移植を繰り返す
2016年
盲学校 理療科卒業あんま、マッサージ、指圧国家免許取得
2016年
マツオインターナショナル入社
2018年
義眼を装着、全盲となる
2022年
株式会社『純度100』設立 代表取締役
■代表作・主な実績
2021年3月
NHK大阪 夕方のニュース、学校の見守りを取り上げ
2021年5月
おたくま経済新聞
グレープ編集部
読売新聞
2021年6月
朝日新聞コラム掲載
2022年2月
角川出版 『目の見えない私が「真っ白な世界」でみつけたこと』
朝日放送「おはよう。朝日です」
ホットなニュース
2022年5月
甲子園球場ファーストピッチセレモニー
朝日放送「おはよう。朝日です」
朝日新聞社会面
テレビ大阪「優しいニュース」
ドキュメンタリー
2022年9月
パナソニックスタジアムガンバ、大阪対FC東京キックオフセレモニー出場
テレビ大阪「優しいニュース」
2022年10月
spaウェブ版
フライデーウェブ版
2022年11月
朝日新聞
2022年12月
NHKラジオ放送出演
2022年12月回表厚生労働省補助犬法のパンフレットに掲載
─ 取り組んでいることを教えてください。
視覚障害者がここで働きたいと夢を持って働ける職場を作ること。
─ ワクセルの面白いところを教えてください。
30歳まで健常者として、日常を当たり前のこととして暮らしてきましたが、2003年突発性周辺部角膜潰瘍を発症。角膜移植を繰り返すも15年後には全盲となり、すべての光を失う日がきました。
大量の投薬、数えきれない通院、過酷な手術、入院。自暴自棄になりそうな葛藤に揺れるなか盲学校で学び、「あん摩マッサージ指圧師免許」という国家資格を取得しました。
2015年からマツオインターナショナル株式会社に入社し、福利厚生部で社員の体と心のサポートをしています。
2022年2月には株式会社KADOKAWAより『目の見えない私が「真っ白な世界」で見つけたこと』を上梓。
2022年5月に、暗闇で施術する「暗闇ヘッドスパサロン『純度100』」を設立しました。日本で一番盲人が憧れる会社を目指しています。この先は、障害者雇用を積極的に受け入れていきたい、とも考えています。
現在は、盲導犬と共に小学校のゲストティーチャーとして活動する傍ら、SNSを通してネットニュースサイト・新聞・TVなどのメディアにも多数取り上げられ、視覚障害者と盲導犬の理解を深めるための啓発活動を行っております。
2022年5月11日には、阪神甲子園球場にて阪神タイガースの始球式(ファーストピッチセレモニー)も行いました。
冒頭の繰り返しとなりますが、私は30歳まで普通に目が見えていました。視覚障害者になることは想像したこともありませんでした。今、全盲となった私は、大好きだった「ウィンドウショッピングができません」、「テレビや写真も眺められません」、「旅行に行っても美しい景色を見ることが叶いません」。完全に視覚障害者となりました。けれど、よく考えてみると、私にできないことは「見ること」だけです。
たくさんの人に出会い、励まされ、行く先々でお手伝いをしていただいています。盲導犬ヴィヴィッドもそばにいてくれます。そのような自分にできることを前向きに考えたとき、「人の役に立ちたい」、「チャレンジしたい」、「伝えたい」と切望するようになりました。
現在は、マツオインターナショナルの社員であり、個人事業主という立場です。皆さんのご理解とご協力に支えられながら、日々粛々と仕事をしています。
プライベートでは、講演活動に加え、舞台や社交ダンス。ウクレレ演奏や音楽コンサートの出演。英会話の特訓など精力的に楽しんでいます。
これら自分のすべてをひっくるめて、障害を持ったとしても「明るく楽しく生きることができる」ということを広く伝えていきたいのです。全盲の世界を「超ポジティブに生きる」をモットーに、僭越ながら「天然で愉快なメンタルコーチ」として、ワクセルの皆さんや多くの人とコラボをして笑顔と勇気を提供できれば、と考えております。
─ こだわりの仕事アイテムを教えてください。
盲導犬ヴィヴィッド
─ これだけは譲れないものは?
大切な家族は勿論。
盲導犬と絶えず一緒の私は常に人に見られています。
きれいに見せること、姿勢よく流すこと、座ること、いつ写真を撮影されるか分からないので、常に美しく常にきれいをモットーに。
─ これから目指したいことを教えてください。
全盲の私が最後までやりたい仕事は講演家。
今、学校に行ったり、サロンを経営したり、いろんな場所にかけたり、メディアに出たりする事は人生の通過点。
最後の目標である講演家になるためのすべてネタ作りである。