広報の心
広報の達人たちは苦難をどう乗り越えたのか
【内容紹介】
私たちに必要なものは「広報力」でした。
誰もが発信の当事者となることが出来る時代だからこそ、本当の「広報力」の質が問われます。広報は経営機能であり、危機管理です。
企業ブランドが失墜し、危機的状況に陥るのは、不祥事そのものではなく、広報対応の誤りから生じています。豊かで満ち足りているはずのこの不安な社会・混迷の時代に、広報やPRはどのように機能するのでしょうか。
長年企業広報を経験した広報の達人たちの思考と実践、体験してきたことから「広報」の本質と精神を考えます。
【著者略歴】
著:吉川 公ニ(よしかわ こうじ)
合同会社アーベント代表
【目次】
はじめに
第1章
〈聞き書き〉逃げない、隠さない、嘘をつかない広報
三隅説夫(広報駆け込み寺)
〈寄稿〉新聞記者から見た広報マン
加藤 裕則(朝日新聞社)
ice break ①「リーク」は何故いけないか
第2章
〈聞き書き〉広く好奇心を持って聞くことが大切
天野 勝(株式会社ロック・フィールド)
〈寄稿〉企業広報と行政広報を経験して
松下 麻理(神戸フィルムオフィス)
ice break ②「オフレコ」について
第3章
〈聞き書き〉 誠実に社会と向き合う広報
野村秀樹(森ビル株式会社)
〈寄稿〉 取材する側・してもらう側から感じたこと
伊藤 亜紀子(光文社)
ice break ③「すぐ」はいつか
第4章
〈聞き書き〉 成長する女性広報の花
山岡 礼(株式会社丹青社)
〈寄稿〉アフター/ウイズコロナ時代の企業経営と広報
福井 誠(武庫川女子大学)
ice break ④「広報マン」の資質とは
第5章
〈聞き書き〉広報の道は人の道
奥村 森 (フォトジャーナリスト)
ice break ⑤「人脈」の広げ方
第6章
〈聞き書き〉共感を呼び、感情を揺さぶるため常にプレイヤーでいたい
播 真純(東京大学ディベロップメントオフィス)
〈対談〉広報ほど素敵な商売はない⁉
三上紅美子×吉川公二
あとがき